Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

本家第一旭 新宿店

仕事の引き継ぎで新宿御苑前にある某社へ訪問。

恐らく約20年振りである。

 

挨拶と雑談が終わったのが午後6時。

ん?新宿御苑前といえば、2018年に突如新宿にオープンした京都ラーメンの名店、第一旭があるじゃないか。

ちょっと早いけど晩飯食いに行ってみますか。

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オープン当初は連日大行列との報道を見ていたので恐る恐る訪れたその店には、客が誰もいなかった。

のみならず、私が食べ終えて店を出るまで誰も入って来なかった。

ブームは既に去ったのか、或いはコロナの影響か、はたまたこの悪すぎる立地の故か。

個人的には並ばずに入店出来るのは喜ばしくはあるのだが、この状況を喜んでいるといきなりステーキ茗荷谷店の二の舞になるのは不可避なので、悩ましいところ。


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麺待ちビールはスーパードライどすえ。

折角ならキリンかサッポロを置いてくれはります?


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特製ラーメン。

その名前からトッピング全部のせかと思いきや、食券ポチった後に気づいたのは単にチャーシュー麺の大盛であった。まあいいや。

地元京都でしのぎを削る新福菜館の漆黒スープに比べるとおとなしい見た目なのだが、豚骨出汁と力強いスープがガツンとくる。

それに合わせるストレート中細麺も、喉越し良く旨い。

薄切りチャーシューは新福菜館のみならず、東大阪にルーツを持つ早稲田の巌哲の薄肉とも似ている。

これもある種の関西スタイルなのだろうか。

 

うん、旨いよね。

昭和のラーメンなんだけど、町中華とは異なる。

例えるなら家系のように地域に根差した伝統あるラーメンといった感じ。

最後に関西出張のついでに第一旭に行ったのはそれこそ20年前ぐらいのもので、そして過去は常に美化されるのだが、これは本当に旨いのであった。

 

これからは新宿御苑前に来る機会も増えそうなので、再訪のチャンスもあるだろう。