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草津湯(矢口)

元々持病のようなものではあるのだが、ここのところ特に調子の悪かった腰痛。土曜日目が覚めたら右側の腰に強い痛み、そして右の股関節と膝も痛く、更に右足が痺れているような感覚がある。

 

これはヤバいと地元の整体に緊急予約。

 

問診と簡単な検査、そして触診。

次いでマッサージ。

 

担当した整体師の所見では、肩も首も背中も腰も全体的に固いが、特にヤバいのが股関節の可動域が極端に狭く、更に下半身のバランスが崩れて右足が左足よりも1cm短いという。

右半身に負担がかかるのは当然で、「そりゃ腰も痛くなりますよ」とのこと。

 

私という人間がある種のバランスを欠いていることを認めるに吝かではないが、よもや下半身のバランスまで欠いていようとは想像だにしなかった。

 

集中的に股関節の可動域を広げるトレーニングをした方が良いと言われ、しきりに次の予約を促されたが、保険適用なのに60分の施術が4000円というのは割高感が強く、一旦見送り。そもそも効果の程も実感していないしね。

 

代わりと言ってはなんだが、ゆっくりと温泉に浸かって湯治を決め込むべく、その足で矢口の草津湯へと向かった。

 

今日も大混雑の草津湯。

相変わらず客の民度が極端に低い草津湯。

 

しかし大田区矢口の公衆浴場に民度を求めることは、中国人団体旅行客にマナーを求めるようなものである。

物事の良い面を見よう。

中国は旅行して分かったのだが、人はやさしく飯も旨くて最高。草津湯は価格設定や設備が素晴らしくホスピタリティの塊。どちらもいいものである。

民度とマナーは世代交代と共に徐々に向上していくものと信じよう。

 

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風呂上がりにはいつも通りロビーでビールを頂きます。

得意気に東京五輪のエンブレムがついているのがより一層鬱陶しいけど、この薄味のビールは風呂上がり(サウナ上がり)の火照った身体には好ましく感じるのだ。

 

子供にとって年齢を重ねることは即ち成長だが、我々世代にとっては肉体的な劣化でしかなく、あちこち悪くなるポンコツな己と上手く付き合っていくしかない。

 

草津湯に通う頻度も上がることこそあれ、下がることはなさそうな気がする。

困ったものである。