麓のさわんど駐車場に車を停めたら、往復運賃2400円という驚愕の観光地プライスの乗合バスに乗り換える。
まずは大正池から散策スタート。
雲が多めだけど、良い天気だ。
田代池。
神様の存在を感じる。
河童橋が見えてきた。
ビール休憩。
対岸に渡って大正池方面に引き返す。
なんだろう?毒々しい。
帝国ホテルがあるんだ!
本日はここまで。
残りは明日周ることにして、バスで駐車場に戻り、今宵のお宿へと向かいます。
今宵のお宿、上諏方ステーションホテルの駐車場の敷地内に佇む居酒屋、ちゅうぼう。
凄いシチュエーションに、潔い店名だなと興味が湧いたので、思わず扉を開けてしまった。
店内には昔ヤンチャしてたような強面のシニア男性が1人座っていたが、それは客ではなく店主だった。
ビールを頼むとキリンラガーの大瓶、なかなか良いチョイスだ。
馬刺。
旨いんだけど、タテガミがないとちょっと寂しいな。
店主のオススメ。蓮根と挽き肉と正体不明な何かをピリ辛に炒めてレタスで包んで頂きます。ビールに合う~。
日本酒呑み比べセット。
右から左にいくにつれ、辛くなる。
日本酒呑み比べセットその2。
全て辛口で揃えてもらったのだが、左端の辛口(銘柄は忘れたけど佐久の酒)がヤバい。
スッと喉を通る。何も引っ掛からない。そしてふわっと香りが抜ける。ヤバい、本当にヤバい。これ、いくらでも飲めちゃうよ。
これの一升瓶を買ったら、恐ろしいことになりそうだ。
日本酒に合う軽いツマミを頼んだら、焼き味噌が出てきた。
長野っぽいよね。旨い。
締めに最高と言われるがままにオーダーした冷製コーンスープ。
そんなこんなでお腹も膨れていい感じに酔いも回って翌朝も走るのでお会計。
おっと、宿泊費より高くなってしまった。
まぁ、いいか。
旅先に金を落とすのも観光客の務め、酒も食事も旨かったし、いい店でしたよ。
店主は酒蔵巡りが趣味だそうで、好きが高じて長野に移住してしまった程の好き者らしい。
「うちでしか呑めない」と店主が豪語する地酒が多いのは、自ら脚を運んだ蔵と直接契約したからなのだそうだ。
テンホウで昼飯済ませたら、今宵のお宿、上諏方ステーションホテルへチェックイン。
めんどくさい仕事のメールを2,3返信して、ランニングウェアに着替え、1年ぶりの諏訪湖一周ランニング開始!
いい天気。しかしうっかりとサングラスを忘れてしまい、日差しが目にキツい。
スタート地点。
一年前に走った時は、90分で一周を目標に掲げたものの、後半大失速して93分かかってしまったので、そのリベンジを密かに心中に期す。
最初の1kmを6分で入り、次の1kmを5分45秒で刻み、これでウォーミングアップはバッチリだ。
あとは1km5分30秒で刻めば90分以内で走れるはず。
しかし、最近ペース走を行っておらず、ジョグとビルドアップ走ばかりやっていたので、身体が勝手にビルドアップしてしまい、1km毎にラップタイムが速くなっていく。
ペースコントロールが出来ないのは困ったものだけど、もうこうなったら行けるところまで、もしくは逝けるところまで、行くしかない、もしくは逝くしかない!
ラスト1kmはヘロヘロだったけど、右肩上がりのビルドアップ走で一周コンプリート。
おっと、タイムは83分台と、目標より6分以上速く、昨年よりも10分近く速い。
様々な機能の衰えを日常的に実感し、尚且つしばしば愕然としている私にとって、少なくとも走力に関しては前年よりも成長しているのだと実感出来ることは、ささやかながらも、そして極めて低いレベルながらも、それなりに嬉しいものである。
速く走ることが出来ない私にとって、スピードは興味の範疇外にあり、タイムトライアルの類いなどは試したことすらないのだが、この日のランはラスト10kmを50分10秒を記録していた。真面目にタイムトライアルにチャレンジしてみたら、サブ4達成の持ちスピードの条件と言われる、10km50分をクリア出来るかもしれないのではないかと、変な色気が出てきた。
翌朝は疲労抜きにゆっくりと走ります。
前日の走り疲れ、二日酔いによる身体の重さ、キロ6分半ペースをターゲットに、10km。
朝飯前の10km走なんて、朝飯前だぜ!
そして今回のお宿、上諏方ステーションホテル、その朝食バイキングが品数多く、クオリティ高く(信州牛の味噌焼きとか、栗御飯までラインナップ!)、もの凄く旨くて、2日間のランニングで消費したカロリー以上にカロリー摂取してしまった気がする。
しかもこのホテル、露天風呂を完備した天然温泉大浴場もある。
それで宿泊費は7000円でお釣りが来ますからね。
あちらこちらと旅ランに出掛けているけれど、ランニングコースとしては諏訪湖畔は他を寄せ付けない程の圧倒的最高のコースだし、今回のホテルも気に入ったし、好きです、諏訪湖。
家から200km以上離れていて気軽に行ける場所ではないながらも、定期的に訪れたい魅力がある。
遅めの夏休みは愛車を駆って信州旅行。
最初の目的地は諏訪湖だ。
昨年訪問時は、ハルピンラーメンという諏訪市発祥のご当地ラーメンを食べたのだが、調べると長野には他にもご当地チェーンがあった。
それがこちら、テンホウ。
この諏訪城南店が、本店にあたるのだとか。
とにかくメニューが豊富なのだが、一番人気はタンタンメンとのこと。
それではこの玉ねぎチャーシュータンタンメンとぎょうざのセットでいってみますか。
先ずはぎょうざが。
次いで玉ねぎチャーシュータンタンメンがサーブされた。
ぎょうざをひとつ頂く。
ちょっと水っぽいし、焼き目もカリカリしていないのだけど、不思議な旨さがある。
これは結構好みだ。
ううっ、車じゃなければビールが飲みたいところ!
お次は玉ねぎチャーシュータンタンメンのスープを一口。
ん?胡麻は香るものの、辛さゼロ、出汁感もあまり感じられず、野菜スープをベースにしたような不思議な味。
頼りない縮れ細麺も、私の方向性とは異なるのだが、スープとの相性はいい。
いずれにせよ、この店のタンタンメンは、坦々麺とは似て非なるものであることは間違いない。
なんだろう、なんと言えばいいのだろう、何にも似ていないこの味は、やはりご当地ラーメンと呼ぶべき郷土料理だ。
なにしろ客層が、若者、主婦軍団、サラリーマン、シニアと多層で、幅広く地元民に愛されていることが窺える。
ハルピンラーメンはラーメンに拘る地場チェーンという赴きだが、テンホウはラーメンもあるファミレス地場チェーンという感じか?
唐揚げを始めとする一品料理に定食、さらにはデザートにソフトクリームまで用意されてましたからね。
ハルピンラーメンも、テンホウも、恐らく東京に出店しても流行ることはないと思う。
しかし、普遍性を獲るのではなく、流行を追うでなく、地元で地元民に愛される為に独自の進化を遂げたご当地グルメだからこそ、旅情があるのだ。
断固支持、また来たい!
多種多様なラーメン店が鎬を削る蒲田ラーメン事情の多様性を全否定するかの如く、最近は田中そば店か一麺入魂らーめん潤しか訪れていない私だが、この日もその流れ継続中。
私のチョイスは田中そば店だ。
ビールを飲みながら着丼を待てる世界が戻ってきた。
スーパードライの小瓶という最悪の選択ながら、今日だけはビールが飲める悦びを素直に味わおう。
そしてフラッグシップメニューの肉そば、ネギトッピング、煮卵。
いつものようにスープがぬるいが、まぁ、許容範囲か。
途中から香唐を投入して味変。
この唐辛子はかなり旨かった。
最近、坂内も小法師も行ってないので、喜多方ラーメンのスタンダードを忘れてしまったのだが、ラーショのようにスープがぬるいものなのだろうか?
確かめに行きたい気がしないでもない。
10月は大型台風と共にやってきた。
悪天候を避けるべく、賢い選択テレワーク。朝から強風と大雨で走りに行くことは勿論、食事の為に外出することも躊躇われる程の荒天だ。
夕方になってから風雨は急速に弱まり、5時半に雨は完全に上がった。
そうだ、台風と共に、緊急事態宣言も遥か彼方へと去っていったのだ。
夕食は蒲田のお気に入りの店でとるべきだ。
と訪れたるはもつ焼きでん蒲田店。
まずは赤星大瓶との再会を祝して乾杯!
定番、マカロニサラダ。
旨い。
ガツ刺し。
旨い。
ハラミねぎポン酢。
旨い。
バイスサワー。
大田区が誇るコダマ食品の良心、旨い。
フライドポテト。
普通。
埼玉屋インスパイアのレモンサワー。
旨い。
料理4品、酒3杯でお会計。
締めて2890円はそこそこリーズナブル。
緊急事態宣言明け初日とは言え、悪天候のせいか客は意外な程少なかった。
コロナウイルス感染症の第6波が本当に来るのか、来るとしたらいつなのか、それは誰にもわからない。
しかし、第5波の収束トレンドは明確で、暫くは穏やかな日々が続きそうだし、様々な規制が緩くなる流れも続きそうだ。
焦る必要はないのだ。
健康診断を終えて、ようやくLUNCHの為に会社を出たのは2時40分。
これなら昼営業3時までの、三ん寅にギリギリ間に合うだろうと一目散に向かうも、閉店直前にも関わらず4人が店外に並んでいた。
彗星の如く現れたこの札幌ラーメンの名店は、あっという間に常時行列の絶えない人気店へと成長し、近くて遠い店になってしまった。
選択肢の多い人生とは、幸せなものである。
オーダーは特製煮干しそば、並盛。
流行りのニボニボとは異なり、優しく煮干しが香るのがBASSOの煮干しそばである。
うーん。旨いよね。
以前よりも洗練されたような気がしないでもない。
鼻に抜ける煮干しの香りがやけに上品だ。
具沢山の特製トッピングもいつものように旨いし、つけ麺に比べると細めの自家製麺もこの上品なスープにあっている。
無化調、無添加を謳いながらも、ラーメンらしい豪快さも味わえるBASSOのラーメンは、二律背反する概念を一つの丼の中に具現化した最高の一杯なのだ。
しかし、折角健康診断を終えて最早健康に留意する必要もないので、今日ばかりは中盛にすべきだったなぁ。
ごちそうさまでした。