健康診断を終えて、ようやくLUNCHの為に会社を出たのは2時40分。
これなら昼営業3時までの、三ん寅にギリギリ間に合うだろうと一目散に向かうも、閉店直前にも関わらず4人が店外に並んでいた。
彗星の如く現れたこの札幌ラーメンの名店は、あっという間に常時行列の絶えない人気店へと成長し、近くて遠い店になってしまった。
選択肢の多い人生とは、幸せなものである。
オーダーは特製煮干しそば、並盛。
流行りのニボニボとは異なり、優しく煮干しが香るのがBASSOの煮干しそばである。
うーん。旨いよね。
以前よりも洗練されたような気がしないでもない。
鼻に抜ける煮干しの香りがやけに上品だ。
具沢山の特製トッピングもいつものように旨いし、つけ麺に比べると細めの自家製麺もこの上品なスープにあっている。
無化調、無添加を謳いながらも、ラーメンらしい豪快さも味わえるBASSOのラーメンは、二律背反する概念を一つの丼の中に具現化した最高の一杯なのだ。
しかし、折角健康診断を終えて最早健康に留意する必要もないので、今日ばかりは中盛にすべきだったなぁ。
ごちそうさまでした。