Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

富山へ

北陸新幹線に乗って富山へ。

 

台風崩れの温帯低気圧が直撃し、この日は季節外れの土砂降りに強い風。

大雨の為に東海道新幹線は運転見合わせになってしまったので、雨ニモマケズダイヤ通りに走ってくれる北陸新幹線のことを有り難く思う。


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駅弁の深川めしとビールでカーボローディング。

と、食べている途中で割り箸が片方唐突に折れたのだった。

私はどちらかといえば縁起を担ぐタイプではないのだが、なんだかとても不吉な予兆に感じられた。

硬いものを無理矢理箸で切ろうとしたのならともかく、深川めしを普通に食べているだけで割り箸が折れるかね?

 

富山駅に到着しても、雨風は依然として強いままだった。

駅の北側にマラソンの受付会場があり、私が泊まるホテルは南側にある。

効率性を考えれば先にマラソンの受付を済ませるべきだが、大きな荷物を背負い、風雨の中を歩くのも気が進まない。

少し考えてから市電に乗り、先にホテルのチェックインを済ませる事にした。

 

荷物を置いて身軽になって、改めて市電に乗り込み富山駅へ。そして徒歩でマラソンの受付会場に向かう。

すると入口でゼッケン引換証のハガキの提出を求められたのだが、そんなものは持っていないし、見た記憶もないのであった。

 

身分証明書を提示し、再発行料200 円を払い、無事にゼッケンをゲットしたが、なんだかここまでの流れが全て悪く、もしかしたら私は間違った選択をしてしまったのではないかと、不安な気持ちになってきた。
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有森裕子藤原新トークショー

私とはレベルが違い過ぎて参考になることは何一つあるまい。

聞くまでもないと足早に会場を出ると、雨は既に止んでいた。

 

悪いことは既に出尽くしたのかもしれない。

明るい未来を信じよう。


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夕食は、ホテルのすぐ近くにあった「鱒の寿し高芳」で買い求めた鱒寿司を。

創業百年の老舗らしい。


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随分と豪華な器です。


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ひっくり返して蓋の上にあけると、笹の葉に包まれた鱒寿司がお目見え。


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葉を開くと中から巨大な寿司が現れた。

これを付属のプラスティックナイフで切り分けて食べるようだ。

とても1人で食べ切るような量ではないが、レース前夜のカーボローディングにこれほど相応しい食事もないか。

 

特に旨いものでもないが、地のものフェチの私としては一度は味わっておきたいものではあった。

押し寿司なので握り寿司よりも硬く、ビールとも合わなくもないのも良い。まぁビールが主食の私は、大抵のものとビールは合わせられるのだけれど。

 

さて、ここまできたら後は明日42km走るだけだ。

さっさと寝てしまおう。

缶ビールを追加で煽り、部屋を真っ暗にしてベッドに潜った。