Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

麺処ほん田(東十条)

池袋の中華で辛いラーメン食べましょうよ!

 

GRIKENで酔ってサタン化したサマーな後輩(仮名)は、そう嘯くのだった。

 

や、俺、池袋は家と反対だし。

 

とやんわり断ると、近隣の机上の空論に狙いを変えたようだった。

 

なんだ、机上の空論月曜日定休日じゃん!

とサマーな落胆。

勝った。逃げ切れた。

 

しかし、執拗なサタンは諦めず、なんと二郎系に鞍替えした麺処ほん田に狙いを定めたのだった。

はしご酒の後の二郎系、これはあまりにも無謀過ぎる。

 

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臨休を祈った私の願いは天に届かず、しっかりと営業中です。


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嗚呼、久し振りの呪文だ。まさしく二郎系だ。


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ヤケクソのビール。


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ミニラーメン、コールはニンニク少し。

 

いやー、実に久し振りの二郎系である。

なにしろ3度目のコロナワクチン以降、ちょっと食べ過ぎると必ずお腹を壊すという、最弱の腸をもつ身体になってしまったので、二郎と中本という刺激の強いラーメンは避けるようになっていたのだ。

しかし、久し振りに食べる二郎系ラーメンとは、なんと旨いのだろうか?

この味を、この豪快さを忘れていた。

プリミティブでブルータルなのはラーメンの魅力のひとつなのだ。

太い麺をわしわし啜り、大きな豚にかぶりつき、野菜の山をかき込む。

旨い。暴力的に旨い。

 

私はある種の感動を覚えていた。

 

下痢に怯むことなく、たまには二郎を喰らうべきだ。

 

パンパンの腹を抱え駅までヨロヨロと歩き、サタンな後輩と別れた。