埼玉屋を堪能し、GRIKENでワインを空けた我々は、お互いの足元がフラツイていないことと、お互いの脳がまだ充分に機能していることを確認しあった後に、リベンジ・ラーメンに向かった。
それがこちら、机上の空論である。
スマホにラーメンの写真は残っていたのに、大泥酔していて全く味を覚えていなかった、哀しき前回のリベンジである。
オーダーはシンプルに中華そば(醤油)。
そしてサマーな後輩(仮名)が瓶ビールを奢ってくれた。
先ずはスープを1口。
あまーーーーーい!(死語)
私のラーメン店ポートフォリオの中ではBASSO方面の方向性、しかしカエシの甘味が段違いに強め、これはこれで旨い。
密度の濃いパツパツ細麺の食感も、BASSOに似ている。
奇を衒わないある意味で王道系の中華そばである。文句なく旨い。
もう一方のライン、煮干し中華そばも気になるなぁって、メニュー構成からしてBASSOに似てますね、前回は酔ってて気付かなかったけど。
いやー、美味しかった。
やはりラーメンは頭がしっかりしている状態で頂きたいものである。
そして、泥酔さえしていなければ、締めのラーメンとは旨いものだ。
次の機会は煮干しを試そう。
と言いつつ、翌朝体重計に乗った私は、表示された数字を唖然として二度見三度見することとなる。
体重爆発、何故一晩でここまで太れるのか?
元の体重に戻るまで、5日かかった。
東十条パトロールは、2軒で切り上げるのが賢い大人の選択のようだ。