まだ5月だというのに、この日の東京の最高気温は29度。
地球温暖化には、巌哲の「盛り」が合うよね、と早稲田に向かって歩き始めると、巌哲大好きなサマーな後輩(仮名)と擦れ違った。
ラーメン好きは考えることが似ている。
今日も元気に盛り300g、1200円也。
うん、旨い。
高いけど旨いよ。
硬めコールを受け付けない細麺が私の好みよりも若干柔らかいのが残念だけど、蕎麦感覚でつけ麺を頂けるこのメニューは、暑い日には最高のメニューである。
2種類ネギと柚子胡椒の薬味も良い仕事してるし、スモークされたチャーシューはわざわざフライパンで温めてから提供してくれる。
シンプルであるが故に誤魔化しがきかないわけで、引き算の調和とミクロの足し算が奥行きを与える一品にして逸品と言えよう。
しかし中本に行かなくなって辛さ耐性が極端に落ちたように、二郎に行かなくなって量に対する耐性もかなり落ちたようで300gで腹パンパン。
以前は盛りは300gにするか400gにするかいつも悩んでいたけど、今後は300gにするか200gにするかで迷いそうだ。