ランチは牛丼な気分だったので吉野家に行くと、店内に待ちが発生していた。
回転が早い吉野家、待ってもいいのだけれど、並んでまで牛丼を食べるというのも乙じゃないというか、何だか気が進みませんな。
少し引き返したところに定食屋を見つけた。
ここに何かしらの飲食店があることは認識していたが、定食屋だったとは気付きもしなかった。
興味がないことがいくら目に入ったところで、記憶には定着しないものだ。
さて、流石に牛丼は無かったものの、天丼があったので丼繋がりでオーダー。
そう言えば天丼なんていつ以来だろう?前回食べた記憶が全く無い。
子供の頃は極端な偏食で、そんな私の究極のご馳走は海老天丼だったのも遠い昔の話。
何でも食べられるようになると天丼の特別感はなくなるし、むしろ歳を取る程に揚げ物を避けたい思いが強まっている。
揚げたてサクサクの天ぷらとタレ。
旨いじゃないか。
ちょっとタレの味が濃すぎたけど、久し振りに食べる天丼は悪くない。
習慣的に走っている私には、良質な炭水化物が不可欠で、最も良質な炭水化物とはパンでもなく麺でもなく米である、という説もある。
朝晩は米を食べない生活が定着しているので、ラーメンに偏りがちなランチ事情ではあるが、意識的に米を摂ることも大事なのだ。
他のメニューも試してみたいので、再訪は必至か。