先日、マイカリー食堂で冷めたピザ(懐かしい表現だが令和キッズは知らないだろう)ならぬ、冷めたカレーが出てきて愕然としてしまい、和カレーに嫌なイメージが残ってしまっていたので、CoCo壱番屋に向かった。
ところがCoCo壱番屋は外から見るに混雑している模様、数件先にある定食屋の三好弥からゾロゾロと客が出てきたのが偶然目に入り、なんとなく吸い込まれてしまった。
多分、25年振りぐらの訪問である。
私がまだ無垢な若手販促マンだった頃、当時の私が大軽蔑していた某役員がフラッと独りでこの店から出てきたのを眼にして以来、鉢合わせを避けるために絶対に行かないリストに加えていた店なのだ。
しかしその役員はとうに当社を去り、もしかしたら既に死んでいる可能性すらあり、私が避ける理由は既に何も無いのであった。
メニューは矢鱈に豊富、しかしお値段は想像よりも高め、なんというか、庶民的な価格帯の定食屋に入ったつもりだったのに、可処分所得の減少が著しいことを無慈悲に叩きつけられた感じ。生き辛いことだらけの昨今である。
定食を避けて変化球で攻めてみました。
オムライス1180円也であります。第一印象はデカい、そして何故か味噌汁が付いているのは定食屋の矜持か?
オムライスと言えば「社民党はオムライス、みんな大好きオムライス!」との謎のキャッチフレーズで選挙を戦い、見事に爆死した福島瑞穂が思い出される。
なんなんだ、このフレーズは?と、当時は唖然としたものだが、オムライスが提供された途端に鮮やかに福島瑞穂をリマインドしたので、実は優秀なキャッチだったのかもしれない。
一体全体何をしたい政党なのかが1mm足りとも伝わらなかったとしても、だ。
で、このオムライスが大きいこと!
味はなんということのないオムライス、チキンライスを玉子焼で覆い、ケチャップをかけたティピカルなオムライスだ。
ということは味の変化に乏しく、巨大であるが故に飽きてくるし腹も苦しくなってくる。
久し振りにラーメン二郎の真髄を思い出す。
最後は気力で完食。
ラーメン二郎を普通に食べていた頃に比べて、圧倒的に食が細くなった自分を再確認、年齢的には量より質の重視に変わってきているようだ。
値段もサイズも三分の二にしてくれると丁度良さそうだな。
今朝も10km走ったという事実が免罪符だ。
マラソン前のカーボローディング期間に入ったら再訪してもいいかな。覚えていたらだけど。