猛暑2023。
愛して止まない赤羽の聖地には冷房設備がなく、暑がり汗かき夏嫌いの私は、暫く脚が向かなかった。
漸く秋めいてきた前週末、同じく赤羽の聖地を愛するサマーな後輩(仮名)から聖地巡礼のお誘いがあり、5ヶ月振りの緊急赤羽参詣が決定した。
張り切って開店30分前に現地入りした我々、しかしこの日は秋を通り越していきなり冬の気候、寒さを敬遠したのか信者たちの出足が鈍く、カウンターにはちらほら空席。簡易テーブルは出番無しの状態で第1ラウンドがスタートした。
焼物は迷いなくレバ、チレ、ナンコツ。
そしてハラミは変化球でミョウガあえをチョイス。
外せないあっさり煮込み。
鰹出汁の醤油味、具材はシロとコンニャクと刻みネギのみの潔さ。臭みはゼロ、旨味のみ、徹底した下処理がなされていることは想像に難くない。
写真は撮り忘れたけど、絶品のマカロニサラダも勿論いってます。
黒胡椒をふんだんに使いスパイシーに仕上げており、酒飲みのツボにドンピシャの一品。
世界最高レベルのつくねは2本ずついきます。
弾力、歯応え、旨味、甘味。
つくねの概念を覆すような究極の串である。
さて、この客数だと神の手をもつマスターの技にかかれば1時間程でオーダーがコンプリートしてしまう。
あまりの手際の良さにまだ酒を3杯ずつしか飲んでないけど、追加注文も野暮だしこれにて締めますか。
改めて言うまでもないことだが、この店の料理と酒のレベルはやはり別格、猛暑が去ったこれからは訪問頻度を上げたいところだ。
舌も心も充たされてごちそうさま。
ではまだ早いし次に行きましょう!