オーストラリアのワイナリーツアーに参加してから、俄かにワイン熱が高まり、7月に買っていた秘蔵のジョージアワインを帰国早々に開けたのだった。
ジョージア名物アンバーワイン、もちろん伝統のクヴェヴリ製法。
むむむ?なんだ、これ?
オレンジ色のアンバーワインとは品種的には白ワインなので、タコブツと合わせて飲んでいたのだが、まるで昆布で出汁を取ったかのような強烈なミネラルの風味にタコが負け、全く合わないのであった。
なんだかタコもワインも不味く感じる。
そこそこ高いワインだったのに、これは大失敗だったかな?
しかしカキフライに合わせてみたら、あれれ、印象が随分と変わったな。物凄いクセがあることに変わりはないものの、カキのクセとワインのクセが良く合うのだ。
これは肉料理に合わせたいワインかも。
ということで、もう一回買わなくてはならない。
さて、こうなるといつもの西友とオリンピックとセブンイレブンのワインとは違うものが試したくなり、蒲田のカルディへ買い出しへ。
先ずはカリフォルニアのピノ・ノワール。
物凄くフルーティ。
ピノ単一の軽やかさがありながら、香りが豊かなのでスイスイ飲める感じ。
春夏秋向きかな?
次いでイタリアのメルロー。
なんとなくメルローってボルドーっぽくて、イタリアのメルローって珍しいなと思ったのだが、考えてみれば日本でも盛んに栽培されてるメジャーな品種だし(友人のDDVineyardのメイン品種でもある)、別に珍しい訳でもなかろう。
教科書通りのメルローというか、重めのコク。
そしてアルコール度数が14.5%もある。
これはもう少し気温が下がってからリピートしたいな。
スペイン産カベルネソービニヨン。オーガニックワインとのこと。アルコール度数はやや高めの13.5%。
スペインといえば、テンプラニーリョなイメージだが、考えてみれば世界中で栽培されてるメジャーな品種、スペイン産のオーガニックワインがカベルネだって不思議はないのだ。
辛口でキレがある、といえば聞こえは良いが、セブンイレブンのカリフォルニアのカベルネや、西友のチリカベと大差ない感じ。
スペインが悪いというより、チリカベがコスパ良すぎるのかな。
番外編。
これは先日某セレブと豪勢に松茸ディナーに行った際に飲んだカリフォルニア・ワイン。
シャルドネが美味かったので、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンと計3本も空けてしまった。
マクマニス・ファミリー・ヴィンヤードという生産者だが、後日ネットで調べると1本2000円以下で買えることが判明した。
やべえ、欲しい!
という感じでワインは楽しい。沼の一歩手前まで足を踏み入れてしまいました。