Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

SUSELI NEWA(蒲田)

先日Twitterで蒲田でダルバートが食べられないものか検索していたら、とんでもない店を発見した。

私が普段よくうろついている蒲田西口にある店なのだが、なんとネパールの少数民族、タカリ族による経営のタカリ料理店らしい。

カトマンズで一番美味しいダルバートとして名を馳せるレストラン「タカリ・バンチャ」のタカリである。

 

ロケーションも凄まじい。

エレベーターのない雑居ビルの4階、2階と3階には何もなく、もしかしたらこのビルはネパール人半グレ集団ロイヤル・カマタ・ボーイズの溜まり場なのではないかと不安になり、引き返そうかと思ったところでようやくお店に。


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豊富過ぎるメニューから、まずはネパールアイスを頼む。


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パパド?チャパティ?をサービスしてくれました。


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お次は生ビール大。

なんとパーフェクトサントリービールという渋いチョイスだ。


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スープモモ。

カトマンズの人気店、ニューエベレストモモセンターのインスパイアではなく、スパイシーな味付け。これが滅茶苦茶旨い。


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キタ━(゚∀゚)━!

とにかくネパールといったらコレ、ダルバートである。

もうネパールそのものという見た目、味も完璧なネパール仕様、旨い!

女将さんがライスのお代わりを持ってきて、ドカドカと追加してきた。

ストップ、ストップ!

おじさん、こんなにたべられないわ!

ダル(豆スープ)かチキンカレーを追加してくれるというので、有り難くダルを頂いた。

いやー、腹いっぱい。

ネパールの地酒、ロキシーかトゥクパがあれば頼みたいところだがメニューにはなく、ビールをお代わりしてお会計。

 

ダルバートはなんと500円、ビールを3杯飲んで腹もはち切れそうに膨れて3000円でお釣りがきた。素晴らしい!

 

私の他には4人組男性グループと、4人組家族連れ、そのいずれもがネパール人で、私は蒲田にいながらにして久し振りに異邦人感を味わった。

忘れていたな、この感覚。

やはり私は時には異邦人にならなくてはならない。

常識を疑うことは存在するだけの人間と生きる人間を隔てる壁であり、私は自らが異邦人にならないと、常識に流されがちな弱い人間なのだ。

 

豊富なメニューは見たことも聞いたこともないような魅惑的な料理のオンパレード、あれもこれも試してみたい。

これは通いたくなる名店と出会ってしまったかも知れない。

 

ナマステ。