それはそれは下らない会議が終わったのは、14時過ぎのことだった。
選択肢は通し営業の店に限られるなと、少し考えた後に護国寺のMENSHOを目指す。
おっ!新メニューじゃないですか!
梅雨寒で温かいメニューを欲していたのだが、MENSHOの新メニューはスルー出来ませんな。
それがこちら、もち麦つけ麺。
麺量はデフォルトが280g、少な目で140gと210g、多めで350gと420gが用意されている。随分と細やかな設定だな。
私のチョイスは350gだ。
ご託宣によれば、岩手産もち姫というもち小麦を使用した超多加水極太麺とのこと。
前日に巌哲の盛り300gに苦戦した私だが、超多加水麺を謳うもち麦つけ麺なら、350gなど恐るるに足らず。
先ずは塩と粉末醤油で麺の旨味をダイレクトに味わいます。
太い!
伝わりますかな、このもちもち加減が!
前回の限定商品、ビャンビャンつけ麺に比べると小麦の風味が高く、こちらの方が格段に旨い。
一足遅れてサーブされる鶏香るスープ、いつも通りの間違いのない旨さ。
最高!
最後はスープ割。
コンソメスープのような風味の鶏スープに華麗に味変、旨い。
やはり超多加水麺の350gは、見た目の迫力よりも食べ応えは軽く、小麦のみっちり詰まった巌哲の細麺300gよりも腹には溜まらず楽々完食出来た。
ところでこのメニューと入れ替えで、従来の挽きたて小麦つけ麺はメニューから消えていたのだった。
もち麦つけ麺と挽きたて小麦つけ麺は、全く異なるが故に併存させて貰いたいところなのだが、果たしてこれはレギュラーメニューの変更なのか、あるいは期間限定の措置なのだろうか。
原則的に、選択肢は多ければ多いほど、人生は豊かになるという立場を、私はとっているのだ。