白米を断つことにさほどの苦痛は伴わないが、麺類を我慢することは本当に辛い。
麺類への抑えがたい欲求に抗うことはこれ以上無理だと悟った私は、それでも少しでも糖質を抑えるべく足掻き、リンガーハットへと向かった。
そのソリューションがこちら、長崎ちゃんぽん低糖質麺。
御託宣によれば、麺に通常の8倍の食物繊維を練り込むことで、味や食感を保ちながら30%の糖質カットに成功しているらしい。
私はちゃんぽんという料理に全く思い入れはなく、好んで食べることはまずないのだが、それでも麺類にしか充たすことの出来ないある種の飢えを満足させることは出来た。
麺のクオリティも、充分に及第点。
これは使えるかな?
しかし、悲劇は翌朝に。
お腹の弱い私にこの過剰な食物繊維は刺激が強すぎたようで、翌朝に酷い下痢を発症した。
ランナーに下痢はご法度、これはあまりにも危険なメニューだ。
当面の間リピートは無し。