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俺たちの暴走~スタジオ納め編

スタジオの前だって走ります。

いや、むしろスタジオの前こそ走るべきだ。

 

何故ならば、先日のレコーディングの日も10km走って前夜のアルコールを抜いてからスタジオに向かったのだが、歌入れの時にエンジニアがOKテイクを取り違えたのに、私だけが即座に気付いた。

走ると集中力が高まり、感性が研ぎ澄まされるのだと、私は確信している。


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キロ6分ペースから入り、キロ5分まで上げるビルドアップ走。時間に余裕がなく早めにペース上げたので、閾値走も兼ねた感じ。効率的だね。


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その後、朝の6時から開いている久が原の温泉銭湯COCOFUROますの湯へ。

驚いたことに、日曜日の朝8時のますの湯は大盛況。サウナなんて待ちの列が出来ていた。

よって温冷交代浴のみで、さっさと上がってロビーでビールを頂きます。


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その後、子供の頃から慣れ親しんだ、池上線に乗って蒲田へ。

しぶそば蒲田店にて、九条ねぎかき揚げそば(500円)+生卵(60円)。

安定感のある旨さ、立ち食いそばとしてはハイクオリティだ。

 

これだけの作業をこなしてから、今年最後のリハーサルスタジオへと向かいます。

1日が長いぜ。


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人生の黄昏時、本とCDと服はこの数年でかなり断捨離を断行したが、そろそろ楽器も断捨離しようと今年竿類を3本売った。しかし、2本も新たに買ってしまい、差引き1本減っただけ。

そんな今年買ったうちの1本、ギブソンサンダーバードを持ち込んだ。

"抜けが悪い"とか、"ヤンチャな音"という評判をよく聞くけど、ハイとローを少し削り、ローミッドを少し足すと、実に色気のある音になる。個人的にはプレシジョンベースとムスタングベースの方が余程ヤンチャで暴れん坊だと思う。見た目に惚れて買ったのだけど、二発のハムバッカーが鳴らすのは意外な程に使える音で、良い意味で予想外だった。

フェンダーには出せない・造れない音と造形、使っているミュージシャンが少ないことと相俟って、個人的にはなかなか気に入っている。

変形ボディのせいで持ち運びしにくいのと、弾きにくいというデメリットはご愛敬だ。

 

録音のプレッシャーから解放され、久々に純粋に遊んだスタジオ、共通の古い友人をゲストとしてお招きして数曲歌って貰い、そのまま忘年会へと雪崩れ込んで大いに酔っ払い、バンドとしては大変に充実した1年を締め括るに相応しいスタジオ納めとなった。

 

来年も俺たちの明日なき暴走は続く。