矢口渡に気になる蕎麦屋がオープンしたことを知り、テレワーク中のランチに出掛けてみた。
ラーメンビッグの二軒手前にある真新しい店の看板には、丸で囲まれた美という漢字。これで「まるび」と読むらしい。
なんと生麺使用ですよ。
蒲田のそば新亡き今、これは貴重だ。
そして立ち食い蕎麦屋と思っていたのだが、長い逆L字型カウンターにはスツール、そして1席ごとにアクリル板で仕切られていてコロナ対策もバッチリ。
かき揚げそば350円+生卵50円。
券売機はボタンの数の関係かトッピング類のボタンがなく、卵は現金払いにて。
ムムム、旨い。
凄く旨い。
香り高く、喉越しよく、これは最愛のしぶそばをも軽く超えている。
汁も出汁香る、甘味と旨味の強いものでメチャクチャ旨い。
残念なのは萎びたかき揚げ。
サイズはしぶそばの半分、サクサク感ゼロで人参と玉ねぎのみの貧相なもの。
かき揚げよりも紅生姜天の方が良さげだな。
しかしこのそばのクオリティ、我が夏場の定番メニュー、冷やしたぬきそばなんて最高だろうな。
いやー、良い店が出来たものだ。
改札を出て暫く歩かなければならない立地は、駅そば、例えば愛しのしぶそば蒲田店に比べると利便性は低いが、このハイクオリティのそばを駅そば価格で食べられるのは貴重だ。
末長くお付き合いしたいものである。
最愛の温泉銭湯の草津湯、お気に入り淡麗系ラーメンのいそべ、武蔵新田から移転してきた愛すべきラーショ系ラーメンビッグに加えてまたしても好きな店が出来、矢口渡がますますアツい。