2月最終土曜日、強風の為に予約していた船が出船中止となり、釣りは翌日曜日にスライドした。
実際、朝から凄まじい北風だ。
洗った洗濯物が飛ばされないように、いつもより念入りに物干し竿に留め、午後になり少し風が弱まったのを確認してからジョグに出た。
多摩川の下流目指してスローなペースで走る。最近のロング走の定番コースだ。
ミナミ釣船店を越え、かめだやを越え、羽田かみやを越え、えさ政丸の桟橋を過ぎたところでUターン。
帰路はペースを上げる。
第一京浜を越えたあたりで、ハーメルンの笛吹男ならぬ、ハーメルンの笛吹婆が、いずれもデップリと肥った猫3匹を引き連れて川原を歩いていた。
野良猫を餌付けしているのだろうか。
或いは特殊能力を持っているのだろうか?
なかなかシュールな絵面である。
18キロ、107分。
これぐらいの距離と時間が肉体的にも精神的にも適度な負荷で、一番気持ちいい気がする。
即ち疲労困憊することもなく、それでいて「嗚呼、走ったなぁ」という充足感もあるのだ。
これにて2月の走行距離は203kmになった。
実は2月上旬38.4℃の発熱があり、PCR検査を受けた。
熱は翌日には治まったものの、検査結果が出るまでの3日間は自宅待機となり、只でさえ日数が少ない2月、走った日数は激減した。
しかし30km走を1回、この日の18kmに加え20km走と25km、ロング走を都合4回やったお陰で、思いがけず結構な距離となった。
11月173km
12月250km
1月210km
そして2月203km。
「たまに走る」から「日常的に走る」スタイルになり4ヶ月。
この間、左股関節と、右膝に痛みを発症した時期もあったが、痛む時はランオフするのでなく、痛みが出ない超ゆっくりペースで走ると治りが早くなるばかりか、走る筋力を維持出来、かつ走行距離も延びる一石三鳥であることも学んだ。
花粉、梅雨、猛暑と、季節はこれからどんどん走りにくくなっていくばかりだが、この習慣をボチボチと続けていきたいところではある。