ホテル・カームの近くには、食事が出来るところが少ないそうで、車で出掛けることを勧められたが、ビールの飲めない夕食、しかも17キロ走った後にビールが飲めない夕食なんて、有り得ないのである。
フロントで教えてもらった最寄りの居酒屋まで、暗い夜道を10分程歩く。
ポツンと一軒屋的な居酒屋に到着。居食房とりい。
先ずはビール。
お通しはおでん。
南房産、巨大サザエの刺身。
迫力の大きさ。
しかしながらいくら地元産とは言え、これだけ立派なサザエともなると、やはりそれなりに高いのであった。
味は抜群。
大山地鶏のタタキ。
ボリュームがあって旨い。
新サンマの塩焼き。
今年のサンマは高いなぁ。
ホッピー。
お会計は5000円を超え、都内の馴染みの店で飲むよりも遥かにいいお値段になってしまった。
しかし南房に幾度となく来ているけど、釣りの前乗りしたのも初めてなら、飲みに来るのも初めて。
やっぱり美味しい地元の食材を肴に飲まないわけにはいかないのだ。
完全に地元に根差した店であり、私のような余所者に慣れていない感じがヒシヒシと伝わってきて微妙に居心地が悪かったけど、これもまた旅の味と言えよう。