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黄金週間は金鯵狙い・・・中山丸

昨年の緊急事態宣言発令時、GW期間中は船宿も営業自粛に追い込まれた。

今回の短期集中を謳う緊急事態宣言はアルコール提供が全面禁止になったり、銭湯のサウナも閉鎖されるなどかつてない厳しい内容となっているが、船宿の営業が制限されることはなかった。

船宿側も上限人数を抑えた予約制で、客側もマスクを着用するというように双方の努力が前提ではあるが、船釣りは安全なレジャーであるとのエビデンスがこの1年で積みあがったのだろう。

長期戦となっているコロナ禍、このようなエビデンスの積み上げはとても大事だ。

私が愛する酒場のカウンターだって決して危険な場所ではないはずだが、今回は以下省略。


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さて、五月晴れと呼ぶに相応しい5月1日、中山丸ではなんとアジ船三隻出し。

心情的には親方船長の5号船に乗りたくはあったのだが、当の親方に6号船のトモ二番手に案内されたので素直に従います。


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良い陽気だったので、出船前にコンビニでノンアルビールなど購入。

朝から走った後、そしてテレワークの時にビールを飲みたい誘惑に負けそうになった時用に、最近キリンのゼロイチなるノンアルビールを常備しているのだが、これがなかなかどうして、バカに出来ない旨さなのである。

今後夏場の釣船でも、ノンアルビールを飲むことにしよう。

 

さて、前置きが長いのには理由がある。

肝心の釣りで書くことがないからだ。

 

この日最初のポイントは川崎シーバースより手前の、東扇島公園前。

いきなり25cm級の中羽が釣れたのでこりゃいいやと思ったのだが、すぐに18cm前後の南蛮漬けにはちょっと大きいかな?といった小アジが入れ食いとなった。

このサイズって、私には三枚に下ろして刺身にするしか利用方法がなく、しかも一晩寝かせると身と脂が混濁してぐにゃぐにゃになってしまうので、当日食べる分に10尾もあれば充分なのである。

 

よってポイント移動まで休憩とばかりに戦線から離脱したのだが、なかなか食いが落ちず、しかし周りを見渡しても小アジ祭で20cmを超えるサイズは全く上がっておらず、長い中休みとなった。

あまりにも暇なので高めのタナで待って中羽を狙ってみたのだが、高いタナだとアタリは少なく、それでもたまに掛かるのは小アジばかりで、全てリリースした。

食べないならキープしない、というのも私の釣りであり、もしかしたら私なりのSDGsであるかもしれない。

 

さて、船は10時頃にようやく待望の横浜方面へと探索へ出掛けたのだが、そして何ヵ所か攻めたのだが、どこも単発か空振りで良い群れにはあたらず勝負あり。

 

最後の鶴見シーバースで、幸運にも型の良いカサゴメバルが釣れて、おかず2品プラスして終了。

 

ま、物足りない釣りだったけど、食べるには充分である。

 

 

【釣果】

6時45分出船、12時10分沖揚がり

アジ15尾キープ

外道:カサゴメバル


【タックル】

ロッド:DAIWAライトアマダイX190

リール:SHIMANO オシア・カルカッタ301HG

ライン:PE2号


【本日の総括】

昨年もこの時期に、同じような釣りをしたことがある。

つまり、スポーニング・シーズンに入ってしまい、型の良いアジが口を使わないのである。

 

ま、こんな時もあります。


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メバルカサゴはいずれも29cmと良型。


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ううむ、旨い。

アジはやっぱり旨いなぁ。

脂ののり、味の濃さ、旨味の強さ、圧倒的である。

コロナ禍で魚のお裾分けも自粛しているのだが、これはリリースせずに年老いた母親にも分けてあげるべきだったかもしれない。


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翌日はバター強めで仕上げてみたメバルアクアパッツァを。

旨い!


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更に翌日にはカサゴアクアパッツァに。

うん、これも旨い!

根魚は良い出汁が出るので丸ごとアクアパッツァにするのに向いてますな。

 

美味しい魚を三種揃えて食べることに関しては満足度高く、一方で干物作れずリベンジもすべく、すぐにでもまたアジ釣りに行かねばならぬ。