カラオケほどの一般性がないのでニュースにはなりにくいが、バンドマンに不可欠のリハーサル・スタジオは究極の三密であり、当然営業は自粛か縮小へと追い込まれていた。
緊急事態宣言発令以降、我々ロートル・パンク・バンドも活動を自粛せざるを得なかった訳だが、この度の解除を受けて約3ヶ月ぶりに再開した。
と言っても元々が2ヶ月に一度ペースの練習だったので、それほど久し振り感もなかったというのが正直なところ。
ロビーの椅子やテーブルは間引かれ、withコロナの営業形態、そしてまだ用心している人が多いようで、スタジオは空室多数であった。
特に新曲はなく、持ち曲を一通りさらって5時間の練習は終了。
仲間と爆音を鳴らす楽しみは、何物にも替えがたい。
耳鳴りはキツいですけどね。
いつも打ち上げで使っているスタジオの向かいの居酒屋は未だ営業を再開しておらず、コンビニで缶ビールを買い、路上で乾杯してお開きに。
まだまだ通常運転とはいかないけれど、徐々に日常を取り戻しつつある。