Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

納会・・・12/25野毛屋

いよいよ12/26が会社の2019年の終業式及び納会(27は有給取得推進日)、一年が経つのは実に早い。

 

ミャンマー旅行が、バガンで初日の出を見たのがもう1年も前のことだなんて、俄には信じがたい気がするけれど、紛れもなく事実なのだ。

time flies、日々を大切に。

 

今年は年末に仕事が立て続けに入り、12/28、30、31と休日出勤。

よって数年振りに海外ではなく国内での年越しとなる。

その代わりと言ってはなんだが、年末年始には何度か釣りに行けるだろう。

 

そうだ、その前に会社の納会でも数年振りに真鯛を振る舞うとしよう。

スタッフが大幅に入れ替わり、私が釣った東京湾真鯛を食べたことのないスタッフが大半なのだ。

食育も上司たるものの立派な責務なのである。

 

そんな訳で急遽代休を取得し、久し振りの平日釣行、空いた船で思う存分真鯛を釣りまくる予定だったのだが...。


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【釣果】

7時15分出船、15時30分沖揚がり

真鯛3枚(1.2kg、0.9kg、0.5kg)


【タックル】

ロッド:がまかつ桜幻 B68-L solid.R

リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL

ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号


【本日の総括】

なんと片舷13人!

前日に爆釣を記録した為か、平日とは思えない程の混雑振り、思わぬ誤算に戸惑った為か、肝心の釣りも何かが全く噛み合わず、非常に中途半端な釣りとなってしまった。


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小さいながらも本命の顔を見ることが出来たのは、むしろ幸運と呼ぶべきだったのかもしれない。

なにしろ、朝の一流し目から船中大フィーバー状態だったのに、昼過ぎまで私には只の一度もアタリがなかったのだ。


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最近、東京湾でも第二次タイラバ・ブームとでも呼ぶべきトレンドが押し寄せている。

流行とは無縁に生き、流行とは無縁にタイラバを続けている私にとっては決して好ましいとは言えない状況だが、殊更好ましくないのはブームになるにつれ、より繊細な釣りへとタイラバが進化してしまっていることにある。

特に中井チューンと呼ばれる細いネクタイにスカートを排除したセンシティブなセッティングは、小さな鯛や外道にも有効で、秋の数釣りシーズンにおいては無類の強さを誇っているようだ。

この状況は、私に昔ハマっていた管理釣場を彷彿させる。

2.5gのスプーンが基本だった管理釣場において、バベルという1g未満の極小スプーンの登場により、遠投早巻きの豪快な釣りから、底をネチネチと叩く繊細な釣りが主流になっていった。

そんなセコい釣りなど出来るかと、むしろ私は真逆に4gのより重いスプーンを主力とし、より遠投より早巻きへと流行とは真逆に突き進み、結果として管理釣場とは無縁になっていった。

 

相変わらず私はシルエットの大きな鉛のヘッドにオールド・スタイルのラバー、そして太軸の針で真鯛に挑み続けている。

確かに意地もある。

私にとってタイラバとはメンタルな釣りであり、一発逆転もあるロマンの釣りであるべきものだ。

しかし、それ以上に、これが試行錯誤の末に私が辿り着いたスタイルなのだ。

 

私のスタイルが東京湾真鯛に対して全く歯が立たなくなった時、その時に初めてスタイルの変更を余儀なくされるかもしれない。

或いは、管理釣場と無縁になっていったように、タイラバという釣りとの決別になるのかもしれない。

 

いずれにせよ先のことなどわからない。

知る由もない。

だからこそ人生も釣りも面白いのだ。

 

ちなみに少ないながらも会社で振る舞った真鯛は、大変に好評であった。

当然だ。

東京湾真鯛は、特にこの時期の真鯛は、食べなれている私でも目を見張る旨さなのだ。

 

会社では振る舞った。

数年振りに国内で新年を迎えるならば、正月用の真鯛も確保する必要がある。

 

仕事は一応納めても、釣りはまだ納める訳にはいかないのだ。