日曜日の多摩川サイクリングロードは、川の様子を見に来た人達で溢れ、大変に走り難かった。
しかしなんという光景だろうか。
河川敷の野球場のネットも、サッカー場のゴールも、ゴルフの練習場のブースとネットも、そこにあった、そこにあるべき多くのものが失われていた。
走り慣れた私のお気に入りコースはあちらこちらで分断されていた。
気分や調子に合わせて、5km、7km、10kmという具合に頭の中に幾つものコースがインプットされているのだが、現状残されているのは2km少しの直線のみだ。
「百年に一度」と呼ばれる災害に、国内の何処かが毎年見舞われているような気がする。
それが今回は私の居住エリアにやってきただけのことだ。
そして次の同規模の災害に見舞われるのは、決して百年後ではないだろう。
今出来ることは。
とにかくハシル。