土曜日の夜中というか、日曜日の早朝に大発熱。
ロキソニンを飲んで寝るも、翌朝も38.6℃あり嫌な予感。
休日診療をやっている病院を探し、家から徒歩圏内の病院には断られたが、2軒目に電話した蒲田医師会診療所の予約が無事に取れ、午後イチで出掛けた。
結果は新型コロナウイルス陽性であった。
初診料、休日診療割増、そして今や抗原検査も自費で、診察料は保険診療なのに5000円近くもした。
更に、処方された薬は総合感冒薬と解熱剤。
amazonで抗原検査キットを買い、更に市販の総合感冒薬と解熱剤を用意しておけば、より安く同じ診断と同じ治療が受けられる世の中である。
翌日は39.6℃まで熱は上がり、そして味覚が完全に無くなった。
鼻がぐずぐず、喉が痛くて声が出にくく、頭痛と倦怠感も酷い。
5類となった新型コロナウイルス感染症は、体感的にも同じ5類のインフルエンザと同等のキツさだと思う。
発症から3日目の水曜日には微熱にまで下がり、この日からテレワークで仕事復帰した。
頭痛と倦怠感は続き、ランニングする気は起きない。
金曜日にはオンラインでミーティングに参加した。
声がおかしいと指摘されたが、喉は痛いし声が出しにくいし、普通ではない自覚はある。
そして本日土曜日。
頭痛は少し残っていたが、倦怠感がほぼ無くなっていたので、朝からリハビリ・ランニングに出掛けた。
驚いた。
意外な程に体力が落ちている上に、なんだか走り方も忘れているようだ。
そして高熱が出たせいかもしれないが、身体に力が入らない。
井上尚弥の左フックを食らった後のノニト・ドネアのような足取りでフラフラ走る。
10kmが30kmぐらいに感じられた。
スロージョグなのにヘトヘトだった。
まぁ焦っても仕方がない、徐々に取り戻していこう。
時間はまだあるのだ。
帰宅してからプロテインを飲み、バナナを食べ、キウイフルーツを食べ、アイスを食べた。
うっすらと味を感じるようにはなってきたが、まだ9割方味覚は失われたままだ。
これでは巌哲さんのラーメンの出汁感や、MENSHOのラーメンの細かい足し算をキャッチすることは無理である。
ウイルスとの闘いはもう少し続きそうだ。