月曜日は近隣のラーメン屋の定休日が多く、早稲田の巌哲一択になりがち。
そんな訳で、この日も神田川沿いの遊歩道を、早稲田まで散歩する。
梅雨寒、とまではいかないが、気温が低めだったこの日、ラーメン日和が少ない季節なので、期間限定の冷やかけをスルーして、中華そば肉増しにした。
端麗系の醤油、塩とは全く異なるベクトルながら、これが実に旨い。
新福菜館を思わせる濃い色の醤油スープは、コクがありながらも意外とあっさりさも感じるもの。
密度の高いパツパツのやや太い麺が、このスープとの相性バッチリ。
増した肉も間違いなく、ざく切りの九条ネギも良いアクセントで、完璧な調和がここにある。
ラーメンは日本が世界に誇る食文化だ。
気になるのは、最近また空いているのが目立つようになったこと。
この日も先客2名、程なく客は私だけになってしまった。
値上げによるものか、強面店主の強めの教育的指導のせいかは知る由もないが、一ファンとしては応援の気持ちを込めて通い続けるのみである。