非常に下らない作業に忙殺され、その原因を作った調子に乗りまくっている後輩を撲殺しようかどうか迷ったが、撲殺するのではなくロジカルに追い込んで抹殺することに決めて、遅めのランチを摂りにオフィスを出た。
全く、昼営業は終わっている時間じゃないか。やはり撲殺しておくべきだったか。
仕方がねえ、通し営業のカレー屋に行くしかねぇか。と、言葉つきもなんだか暴力的になる。
光速でサーブされるサラダとマンゴーラッシー。
サグチキンカレー、激辛。
最近はナンよりもサフランライスがいい。
そして、下し続けていたお腹の調子がようやく復調したので、激辛も解禁した。
激辛、というよりもじわじわとくる辛さ、しかし食べ終わる頃には汗だくである。
ここの辛口はあまり辛くないので、腸の調子が悪くなければ、やはり激辛が正解である。
スパイシーな食べ物には、ストレス発散効果があるようで、食べ終えてサービスのマンゴーラッシーを飲んでいるうちに、いつしか怒りは浄化されていたのだった。