諏訪湖を走り、朝風呂、朝食バイキング、ランニングウェアの洗濯を済ませると、特にやることもなくなった。
私は車をホテルの駐車場にとめたまま、徒歩で諏訪の町を散歩することにした。
高島城。
味噌蔵。
城下町。
酒蔵巡りの戦利品。
ドライブして奧蓼科の横谷峡谷へ。
遠くに見えるは王滝。
滝ズーム。
3時頃にホテルに戻り、一番風呂にのんびりと浸かってから部屋でビールの至福。
さて、ホテルのオススメ飲食店マップ一覧から狙いを定めたのは...
ジビエと諏訪料理の店とあった、飲食処ばんやだ。某ログの諏訪居酒屋ランキングでも1位、自ずと期待は高まる。
5時の開店より前に着いちゃって、いちばんのり。
生ビールとお通しの豚しゃぶサラダ。
ワカサギの唐揚げ。
諏訪湖のワカサギは、河口湖のものよりも一回り小さい。しかも苦味が強くて、得体の知れない雑味もあって、イマイチ。
新玉ねぎ丸ごと焼きと、馬鹿セット。
馬鹿セットとはラーメンライスのような頭の悪いセットという意味ではなく、馬刺と鹿肉のセットである。
クセがないのが鹿肉だと思っていたが、ここの鹿肉はややクセモノ。馬肉はあまりにも普通。
この時期の新玉ねぎはハズレなし。
本金純米胡蝶1合。
どちらかと言えば辛口だけど、麹の甘味というか、ふくよかな旨味もあって、旨い。
横笛本醸造。
なんか、合わせる食事がイマイチ好みで無い時に、醸造酒は最高のソリューション足り得るのだと学びましたよ。
なんと言うか、これで充分という感じ。
締めてお会計は5236円。微妙。
店員さんは皆若くて元気で活気のある店だったが、旅情のような趣は感じられず、会計のみならず料理も微妙で、個人的には少し残念だった。
薄暮の諏訪の町を歩いてホテルに向かう道すがら、コンビニでビールとワインと軽いつまみを購入。
ホテルの駐車場に佇むは、半年前に訪れたちゅうぼう。
湘南から移住したというチョイワル(死語)店主が営むこの店の方が、遥かに私好みであったのは灯台下暗しと言うべきか。
次の機会はこの店に再訪しよう。