そんなに久し振りでもないんだけど、記事にするのはお久し振りな、国民酒場じぃえんとるまん蒲田店。
要はあまりにも身近になると、書くことがないのだ。
赤星大瓶410エントウイッスル。
もやしナムルブラックペッパー200エントウイッスル。
赤ウインナー300エントウイッスル。
BGMはTHE WHOではなく、沢田研二のTOKIOですけどね。
ハイボール、270エントウイッスル。
締めて1180円は、いきなりステーキのろくでもないワイルドステーキ300g単品より624円も安い。
ホロ酔い加減で店を出る。
気楽な私がこうして何も考えずに酔っている間にも、ウクライナはロシアに攻められて、ミャンマー軍は国民を蹂躙し、香港の自治は弾圧され続け、おまけに我が社は崩壊寸前で、それでも蒲田の街はとても平和だ。
不条理な世界。
世界はいつでも不条理だ。
この問題に突き当たった時は、遠藤周作の「沈黙」を思い出せばよい。
神は遍在するが、沈黙もする。
つまり、神、もしくは神的な何かは恐らく存在するが、残念ながら私や貴方とは関係がない。お願いする対象ではないのだ。
祈りは意味がない。
政治家が遺憾の意を表明する並みに意味がない。
それでも、私に出来ることは、平和を、疫病の終息を、祈ることしかないのだが。
不条理な世界。