予報に反して朝から冷たい雨。
予報以上に北風が吹いて海は荒れ気味。
薄着で来てしまったので肌寒い。
予想通り、いや、予想以上に大雨の影響の二枚潮が酷くて釣りにくい。
それでも、甚大な被害をもたらせた台風通過の二日後に、しかもここ東京湾でも高波の影響か貨物船が沈没し乗組員が数名が死亡するという痛ましい事故が起こった直後に、こうして釣りが出来るだけでも幸せだと思おう。
そして決して不謹慎だとは思わないようにしよう。
何も考えずにうっかりとミヨシの釣座を取ってしまったが為に、只でさえタフなコンディションなのに遊園地のアトラクションよろしく上下に激しく揺さぶられ、釣り兼苦行兼体幹トレーニングの様相を呈した。
しかし、信じるものは救われるのがタイラバという釣りの本質だ。
諦めたら釣れないし、諦めなければ釣れる。
この日私は今年最大の3.35kgと、食べ頃の0.7gの二枚の捕獲に成功した。
【釣果】
6時出船、14時沖揚がり
【タックル】
ロッド:がまかつ桜幻 B68-L solid.Rリール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号
【本日の総括】
風が強い上に潮型悪くてスピニング・タックルは使用しなかった(故に今年購入したスピニング・リールの入魂はお預けとなった)が、この日二度目の使用となった新しいロッドで初めての真鯛が釣れた。
ソリッド・ティップにスパイラル・ガイドを搭載、高感度を謳うこのロッドだが、私が永年使っているグラス・チューブラー・ティップのロッドと大きな違いを感じなかったというのが正直なところだ。
但し、軟らかめの少し胴にかかる調子なので、魚とのやり取りはこちらの方が面白いかも。
身体が冷えたので夕食は鯛しゃぶに。
メスだから、というのも一因だろうが、秋の東京湾の真鯛はこのサイズでも旨い。
年末までが最盛期、どんどん繰り出したいところ。