南房総へ釣りに繰り出す度に、房総半島とはなんと大きく、そしてなんと自然豊かな場所なのだろうかと心打たれる思いがするが、紀伊半島の規模はその比ではなかった。
南紀の圧倒的な山の深さ。
そして山を抜けると岩の多い海。
平野の少ない、極端な土地だ。
海が好き、最近山も好きになっている私には、最高の場所である。
熊野三山巡り。
まずは熊野本宮大社から。
伊勢神宮はいささか上品過ぎる部分もあったけど、この山中の本宮大社は霊場感がマシマシ。
日本最大の鳥居を抜けて
熊野川へ。
お昼は三軒茶屋という名の小さな店で、めはり寿司と山菜そばのセット。素朴で旨い。
続いて新宮市のど真ん中から程近い、熊野速玉大社参詣。
本宮に比べると小規模で新しい感じの神社。
元々この速玉大社は神倉神社の場所にあったものがここに移設されたそうで、故に神倉神社を元宮、速玉大社を新宮と呼ぶそうだ。
道理で新宮市のど真ん中から程近いはずだ。
またまた車を走らせて那智を目指す。
大門坂駐車場に車をとめて古道を歩きつつ那智大社を目指したかったのだが、満車につき山頂まで走る。
山頂の駐車場から更に階段を登り、鳥居をくぐれば、
隣にはお寺もあります。
そこからマムシ注意の杉林を下り、
那智の滝。
300円払うと滝の直ぐ近くまで行けます。
落差日本一の圧倒的な滝、滝自体が信仰の対象だというのも納得できる神々しさだ。
来て良かった。
一気に三山詣でがコンプリートしてしまったので、ちょっと早いけど観光を切り上げてホテルに向かいましょう。
今回の旅、伊勢のルートイン伊勢も、新宮のホテルニューパレスも、大浴場を売りにしている。
沢山歩いて汗をかいた後のお風呂は最高なのであります。