Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。フルマラソン・サブ3.5を本気で目指すことにしてしまった。

灼熱の熊野古道に死す~高野山、潮岬へ

ホテルを出て、再び那智大社方面を目指す。

目指すは大門坂駐車場。

今日は熊野古道を徹底的に歩きまくるつもり。

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この大門坂から那智大社に抜けるルートは、典型的な熊野古道的景色が楽しめる上に距離も短い初心者向けとのこと、まずはここで軽く小手調べ的にウォーミングアップした後に、伊勢路の中級者向けルートに挑む予定だ。


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樹齢800年の杉の巨木。


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石畳と杉並木、THE熊野古道


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多富気王子。


思ったよりも短い距離で、熊野那智大社の参道に到着。

先月標高1700mの大山を踏破し、昨年は標高3200mのプーンヒル(ネパール)を踏破した本格的な登山家である私には物足りないコースであることは間違いないのだが、ひとつ誤算があった。

 

気温である。

8時の時点で新宮市の気温は33℃を超えており、熱中症アラートの中の古道歩きは恐ろしい程の苦行。

 

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苔むした石畳は滑りやすく、下りはヘロヘロになって大門坂駐車場に到着。

那智の滝で滝行を行ったかのように、全身びしょ濡れだ。

 

止めた。

歩くのやーめた!

 

カーナビに高野山といれると、ここから135km、3時間で行けると表示された。

車旅ならではのflexibility、予定変更、弘法大師に会いに行こう!

 

山道である。

しかもところどころかなり道幅が狭く、対向車とすれ違えないような難所も多数。

おまけに今年の長雨の影響だろうか、山肌が崩落して片側通行の場所も幾つか、また、増水した川が道路を削った場所もあり、かなり神経を使うドライブとなった。


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ようやく中の橋駐車場に車をとめてホッと一息。

では弘法大師の墓参りから始めましょう。


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杉林の中を歩く。

ひとつだけはっきりしたのは、伊勢も熊野も、そしてここ高野山も、私は決して春にくることは出来ないだろう、ということ。


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ここから先は弘法大師がお休みになられている聖域につき撮影不可。


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結城秀康廟が当時の姿のまま残っている。


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車で移動し、総本山の金剛峰寺へ。


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拝観料を払って中へ。

枯山水


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庭園。


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大きな建物だけど、思いの外質素だった。


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更に車に乗って大門へ。

しかし、車で登るのもかなり大変なこの山奥に、こんな常軌を逸した巨大寺院郡を作るとは、なんたる労力、なんたる熱量。

時の権力者が時に宗教を恐れる理由がなんとなくわかる気がする。

 

帰りは南よりのルートを使い、南紀白浜方面へ抜ける。

やってきたのは...


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本州最南端の潮岬である。


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潮岬灯台


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灯台の奥に小道があり、そこを進むと小さな神社、更に進むと


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鯨山見という、古の漁師が鯨の群れを見張ったと言われる崖の上の開けた場所に。

南紀のスケール感にただ圧倒される。


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8月の空、8月の海、8月の潮岬灯台

 

さ、新宮に戻りましょう。

 

ちなみにこの日は歩きまくるつもりだったのに、結果的に車の走行距離は360kmに及んだ。