Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

風雲、米子城!ゲゲゲの境港。

旅先でも早寝早起きの習慣は変わらず、5時半起床。

ホテルの朝食は6時半からなので、まずは大浴場へ。

私が入るのと入れ替わりに年配の方が出てきて風呂は貸切状態。

早起きは三文の得なのだ。

 

朝食を終えたら、チェックアウトまでの時間を使って米子城跡を散策。

軽い気持ちで出掛けたのだが、風雲急を告げ、地獄の散策となった。


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入口まではホテルから2km弱。朝の散歩には丁度良い距離である。


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しかし、小高い丘の頂上にある城跡までの約15分の道程が、まさに地獄だったのだ。

 

前夜降った激しい雨のせいで、足元は泥濘。

そして月曜日の早朝ということもあり私しか歩いていない山道で、血に飢えた藪蚊の大群が一斉に襲ってきた。

しかし前日に大山を踏破したばかりのクライマーとしては、進むしか選択はないのだ。


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頂上に着いた頃には両腕と首はボコボコ。

しかし360℃のパノラマが開けており、なかなか良い気分なのであった。


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こういう唐突に現れるベンチは、うちのバンドのリーダーの大好物なので一応写真に収めておく。

 

ぬかるんだ下り坂は滑りやすくてゆっくりしか歩けない。即ち藪蚊どもの格好の餌食だ。

予想以上の長い急勾配に汗だく、靴は泥々、あちこち蚊に刺され、廃人と化してホテルにたどり着く。


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米子駅、0番線。


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妖怪列車、境港行き。


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妖怪ロードを歩く。街路樹もなんだかおどろおどろしい。


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鬼太郎の小便は勢いがあって羨ましい。

最近極端にキレが悪いのよね、ワタクシ。


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妖怪神社。


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やってきました、水木しげる記念館

私は特に水木しげるのファンという訳ではないが、昭和に産まれ昭和に育った身には、ゲゲゲの鬼太郎は否応なしに自分の血肉になっており、感じ入るものがある。

また、作品以上にご本人が魅力的であることが、ここに来るとよく分かります。

 

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おおっ、水木先生!


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町起こしにも色々な形態がある。

まんがの虚構を用いた町起こしとなると、ディズニーランドやUSJを好まない私との相性は悪いはずだが、思いの外楽しめた。

水木先生のお人柄でしょう。


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偶然たどり着いた大港神社。

海上安全の神を祀っているとのこと、それはお参りしなければ。


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小銭の持ち合わせなく、五円玉でご容赦を。


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何故か土俵もありました。

頑張れ、栃ノ心

 


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再び妖怪列車に乗り、米子鬼太郎空港へ。

米子空港は境港に近いのだ。


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ガラガラに違いないと思っていた全日空羽田行きは、9割程席が埋まっていた。

滑走路に向かう飛行機に大きく手を振る整備士の姿に、なんだか胸が熱くなった。

 

頑張ろう、日本。