Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

MENSHO(護国寺)

先日麺を食らって面喰らった春の限定に狙いを定めてMENSHOへ。

 

よく、二郎はラーメンではなく二郎という食べ物だ、という言説を耳にしますが、


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こちらのMENSHOの春の限定も、

「甘えびと桜えびのビスクらぁめんは、ラーメンではなく甘えびと桜えびのビスクらぁめんという食べ物だ。」となります。

 

数年前、M-1グランプリを制したマヂカルラブリーのネタが「これは漫才なのか?」という議論を巻き起こしたように、私のなかの上沼恵美子的な部分が「これはラーメンじゃない!」と憤り、私のなかの松本人志が「美味しければ何でもアリなのがラーメンだ!」と激しく肯定する。

ひとつだけ言えるのは、発想の飛躍が尋常ではなく、正に天才の仕事である、ということ。

 

えびの風味をトマト味のスープが纏める完全に洋食なラーメン。

スープスパゲティを食べているかのような気持ちに。

 

天才職人の芸術に酔いしれてご馳走さま。

ラーメンの可能性は無限大だ。