またしても胃腸の調子が悪い。
村上春樹的に言うと、「やれやれ、またか。と僕は思った。」という感じだ。
ハーフマラソンの初レースも迫っていることだし、ランチはお腹に優しいものにしようと護国寺の讃岐屋へ。
金比羅うどん、ゆで卵。
何故金比羅を名乗るのかうどんに疎い私にはわからない。
今度麺類博士のサマーな後輩(仮名)に訊いてみよう。
麺も具材もスープも優しい讃岐屋のうどん、讃岐うどんってもっと歯応えがあると思うのだが、ここのうどんは割り箸で持ち上げるとしばしば切れてしまう程に柔らかい。
私の中では柔らかいうどんは、老人と病人の為の食事という位置付けなのだが、私もかなり老いてきつつあり、またしょっちゅうお腹を壊す半病人でもある。
徐々にうどんと仲良くなっていくのも、やむを得ないことかもしれない。
そして気が付くと、この優しさが嫌いではなくなっているんだよね、いつの間にか。
年齢に抗わない姿勢も大切だ。