Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

ラーメンビッグ(矢口渡)

土曜日、昼ランを終えて、本当は矢口渡の草津湯に行きたいところだったのだが、最近は更衣室のロッカーの奪い合いが起こるような激混みが常態化しているので、家の風呂で我慢して、その後ランチの為に向かうは、結局矢口渡なのであった。

 

とっても大好き、矢口渡。

 

最近出来た矢口家というラーメン店、また資本系かなと思って気にも止めていなかったのだが、ストロング・スタイルの家系であることが判明、こちらに気持ちが傾くも、初志貫徹で目指すはラーメンビッグ。
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チャーシュー麺並、麺硬め(850円)+ホウレン草(100円)。

食券を買う前に私の顔を見たビッグボスが私のオーダーを予言して早くも作り始めた為に、コートを掛け、セルフサービスのビールを冷蔵庫から出し、栓を抜き、グラスに注いだところで早くもラーメンが提供されたのだった。

せめて一口ぐらいビールを飲んでから出して欲しいのだが、ビッグボスはいかに早くラーメンを提供するかに命をかけているのである。

 

旨い。

職場近辺でのラーメンランチは、巌哲、MENSHO、BASSO無添加・無化調の高品質系がメインなのだが、古き昭和のラーショ系にも何物にも代えがたい魅力がある。

どちらが良いとかいう問題ではない。

どちらもいいのだ。

ライトな豚骨醤油スープに頼りない縮れ細麺、出涸らし系ホロホロチャーシューにクタクタのホウレン草。

いつも思うけど完璧な調和だ。

と同時に、ランニングで失われた成分や、身体の修復に必要な栄養素を効率良く吸収出来る完全食でもある。

 

ビッグボスにご馳走さまと言って店を出る。

1月の陽は、もう傾き始めている。

今昼ご飯を食べ終えたばかりなのに、もう夕食のことを考えなくてはならない。

生きるとはなんと面倒なのだろうか。

 

私は帰りがけに、地元のスーパーで豚バラとホウレン草とワインを買い求めた。

常夜鍋で更にたんぱく質とビタミンと鉄分を補給する作戦だ。

こうして無為に1日が終わる。