Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

河口湖一周ランニング

走り込み不足は明らかだが、レースは待ってくれず、気が付けば次のフルマラソンまであと3週間しかないのであった。

 

もう贅沢は言ってられない。

走力の上積みは諦めるべきである。

その代わり、せめて半年前の走力を出来る限り取り戻すべく足掻きたい。

 

ラソンを走るために必要な四大要素とは、即ちランニングエコノミー、Vo2max、LT閾値、筋持久力。この中で効率的な走りを求めるランニングエコノミーは短期間で改善出来ようはずもなく、Vo2maxとLT閾値はスピードを上げる為に必要な能力なので今回は諦めるしかなく、となると最後まで走り続けることが出来るだけの、筋持久力の強化こそが、今の私のファーストプライオリティであるはずだ。


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河口湖西岸のまるで栄えていない場所に位置する今宵のお宿に車を止めたら、車内でランニングウェアに着替えてランニング開始!

 

実はここ数日、筋持久力強化をテーマにランニング系YouTubeを漁りまくり、持久力強化に最適と謳うメニューを発見。1kmの疾走と1kmのスロージョグを交互に繰り返すという、変則インターバルで河口湖を1周してみよう!

 

これ、YouTubeだと疾走区間が10回ある20km走でのメニューなのだが、河口湖は一周18km弱。

疾走区間はレースペースより1kmあたり15秒速く、スロージョグ区間はそこから60~90秒遅くするという、インターバルと呼ぶには抵抗のあるユルい設定なのだが、20kmに2km足りない河口湖、即ち疾走区間も1回少ない分、レースペースよりも30秒上げ(5:10)で負荷を高めていってみよう!

 

うん、このメニューいいかも!

1km毎に疾走とスロージョグを切り替えるなら、ガーミンのトレーニングメニューの設定をわざわざ作る必要がなく、1kmのアラームが鳴ったところで切り替えればいいだけ。

頭を空っぽにして走っても、ちゃんとメニューをこなせます。


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いやー、とっても良い天気。

空気が澄んでて富士山も亀齢だ、じゃなくて綺麗だ。


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河口湖に沿って一周走ってスタート地点のホテルに戻った所ではまだ疾走区間の途中だったので、キチンと最後まで疾走し、200mほどダウンジョグで引き返して心拍数を落ち着けてからフィニッシュ。

 

疾走区間は最初の1kmこそ5:13で、狙ったペースより3秒遅れてしまったけど、それで火が着いて残り8回の疾走区間はいずれも5分を切るペースになってしまった。

しかし、その後のスロージョグ区間でしっかりと回復出来るので、多少のオーバーペースも問題無し!

何より、それなりに心肺を追い込めるのに、身体への負担は思いの外軽いのがイイ。

 

速度に変化をつけるメニューだとビルドアップしかやってないのだけど、徐々にスピードを上げるよりも、速くしたり遅くしたりする方が長い距離走れるし、確かに持久力強化にはイイかもしれない。

よし、来週も仕上げのロング走に、このメニューをやってみよう!

 

さて、今宵のお宿は定宿ルートイン河口湖のほぼ対岸にある足和田ホテルという老舗。

辺りにはコンビニすらない辺鄙なところらしいので、2食付きのプランにしてみたのだが...。


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なんと夕食は和食のフルコースですよ!

松茸の土瓶蒸しまでついてきてビックリ。

最高、とまではいかないけれど、1泊2食付きで総額14000円ですからね。先付からデザートまで品数も多くお腹は超いっぱい、コスパはかなり良いのではないだろうか?

お風呂は天然温泉で、ルートインの大浴場よりも広々としている上にサウナと水風呂まであるし、古い建物はビジネスホテルとは異なり昭和の匂いがしてなんだか懐かしさを感じるし、とても気に入ってしまったな。

また泊まりたい宿だ。

 

食後は部屋でワインを1本空けて早々に就寝。

明日もハシル。