紋別には2泊したので、ゆっくりと観光することが出来た。
しかし、何の下調べもしていなかったので、かなり行き当たりばったりの観光に。
まあ、それこそが一人旅の醍醐味ともいえるのだが。
流氷砕氷船、係留中。
海に突き出たオホーツクタワー。
地下は水族館になっており、またガラス越しに濁ったオホーツク海が見える。
この魚は水槽ではなく、ガラス越しに見えたオホーツク海のサカナくん。
展望台から知床半島を望む。
うーん、もっと時間があれば知床やら釧路湿原まで道東をぐるっとドライブしたいな。
トイレの男女表示はクリオネだった。
オホーツクとっかりセンターというアザラシ保護施設では、タイミング良く餌やりタイムに遭遇。ちなみにとっかりとは、アイヌ語でアザラシのことだそう。
各アザラシは自分の名前を理解しており、呼ばれると返事をする。芸も達者でもある。
アザラシは犬並みの知性があるそうだ。
とても可愛い。
シュールな蟹の爪オブジェと、私の相棒であるレンタカー、トヨタパッソ、1000cc。
玩具みたいな運転感覚、非力であるが故に片側一車線道路でのトラックの追い抜きが怖いけど、普段の足にはこれで充分かな?と思わせる説得力がある。
信号の極端に少ない北海道という事情を差し引いても、1リットルで25km以上走る燃費の良さは、3000ccディーゼルターボエンジンを積む私の車の2倍近い。
コムケ湖。
私は近年湖一周ランニングというマニアックな趣味を持っており、多くの湖を訪れているのだが、このような手付かずの自然むき出しの湖はお目にかかったことはございません。
眺めるにはいいけど、ここを一周走るのはキツそう。
折角なので、日本で3番目に大きな湖、サロマ湖を目指した。
ガビーン!(死語)
サロマ湖が一望出来るというサロマ湖展望台、改修工事の為に閉鎖中とのこと。
代わりに訪れたピラオロ展望台よりサロマ湖を望むが、木が生い茂りよく見えない。
そんな訳で、サロマ湖の東南に突き出たキアムネップ岬まで来てみた。
ここにはキャンプサイトがあり、このだだっ広い何もないところに、何人かのキャンパーがいた。
いやー、しかし良い天気ですな。
気分も最高。
紋別まで戻ったら、最後は高台にある紋別公園の展望台より紋別の町を見下ろす。
これにて本日の観光は終了。
ところで紋別からサロマ湖へと向かう道は、「THE HOKKAIDO」という感じでとても楽しかった。
すなわち、真っ直ぐな道、広い大地、牧場、牧草、農場、広い空、いわゆるティピカルな北海道の雄大な風景を存分に堪能した。
ここ近年、北海道に来ても留萌と札幌しか行っていなかった私は、ティピカルな北海道の風景というものを、すっかりと忘れていたのだ。
とは言え、ティピカルな北海道の風景よりも、荒涼とした留萌の方により強く惹かれてしまうのだけどね、私は。