7月の走行距離は、255kmだった。
うっかりと9月第一日曜日に開催されるフルマラソンにエントリーしてしまったので、7月はレース2ヶ月前の走り込み期間、少なくとも320kmは走るつもりで白樺湖と諏訪湖を走る長野合宿を仕込んでいたのだが、出発予定日の朝、腹痛、下痢、高熱に見舞われドタキャン、高めの熱が続き、またPCR検査をなかなか受けられなかったので、5日続けてのランオフを余儀なくされてしまった。
1週間走らなくても、月間走行距離が320kmから250kmに減っても、物理的身体的な走力体力に、たいした変化はないとは思う。
しかし、マラソンはメンタルのスポーツでもある。
後半苦しくなった時に、あれだけ走ったのだから絶対に大丈夫だ!と自らを鼓舞する拠り所は、実はとても大事なのだ。
レースまで残り1ヶ月。
このタイミングでじたばたして7月の後れを取り戻そうと足掻くのは、マイナスでしかない。
今月は、コンディショニングとテーパリングを最重要事項に、気持ちよくスタートラインにつけることだけを考えていこう。
量より質の、8月。
走る頻度を減らすついでに、旬の鯵も釣りたいところだ。