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今月のウイスキー

2ヶ月に1度のペースで目白のヘアサロンに髪を切りに行く。

お洒落と無縁、というより、「お洒落」とは男に対する侮蔑語である、という立場を取る私には、本来ならば無縁のヘアサロンだ。しかし、かれこれ20年以上も付き合いのあるスタイリストが、アシスタントも付けずにたった独りでオープンさせた素敵な意志のあるワンオペ・ヘアサロンを応援したいという気持ちだけで、通い続けているのである。

私に収入と髪がある限りは、支持の表明として通い続けたい。

 

さて、目白にはお気に入りのヘアサロンのみならず、酒好きなら誰もが心震えるであろう、酒のアミューズメント・パーク、目白田中屋もある。

髪を切るついでにここに寄ることも、副次的な習慣なのだ。


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今月ゲットしたのは、スペイサイドモルトグレンファークラス105と、よく知らないカルバドス

 

かのマーガレット・サッチャーが愛飲していたことで知られるグレンファークラス105は、アルコール度数60度の鉄の女的なウィスキーだ。

しかし暑いこの時期、冷たい水を加えてトワイスアップで飲むと、実に旨い。

ふわっと良い香りが立ち上る感じで、勇治、じゃなかった、優雅で満ち足りた気持ちになる。

 

そしてマグロワールという名のカルバドス


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エチケットを見ると、何と創業は1821年の老舗のようだ。

田中屋の棚を隈無くチェックしている時にたまたま目についただけで、予備知識は全く無かったのだが、3年前に旅したネパール旅行の際に雇ったトレッキングガイドのプロビン君に勧められて、ネパール産のMARPHAというカルバドスをポカラの酒屋で買い、翌日カトマンズのホテルで同行のDDVセンパイ(仮名)と一晩で一瓶空けたことを唐突に思い出して、衝動買いしてしまった。

 

結果的にはこれが大正解。

糞暑い夜の寝酒には、リンゴの爽やかな酸味のあるカルバドスが思いの外よく合うのだった。

瓶には「一回蒸留」とわざわざ印字されており、それ故に殊更にサッパリとした飲み口になっていると思われる。

悪くない。

 

カルバドスとかグラッパなどのフルーツ系蒸留酒って、ウイスキーにはないキレがあって夏向きなのかもしれない。

 

しかし、こんなものにまで凝り始めると、更なるアルコールの沼の深みにハマってしまうことは明確なので、あれこれ買わないようにしないと。