新潟ラーメンの店が昨年蒲田にオープンしていたことを最近知った。
蒲田にある新潟ラーメンの店といえば、燕三条ラーメンの雄、一麺入魂らーめん潤があまりにも有名だが、こちらは新潟市内で呼ばれる呼称ラーチャン、所謂半チャンラーメンを店名に冠しており、更にメニューには生姜醤油ラーメンなどがあるので、新潟と長岡のハイブリッドといったところだろうか。
テレワークのある日のランチに早速訪ねてみた。
蒲田名物、ユザワヤの先に佇むこちらのお店、なんと朝7時オープン、ラーショ並みに朝ラーが可能だ。
おお、神よ、ささやかな嘘を赦し給え。
半チャーハン。
背脂が乗っている珍しいもの。量は半分というよりも1/3という感じ。
煮干し、生姜醤油、背脂煮干し、背脂生姜という4種類のラインから私が選んだのは、背脂醤油ラーメン、味玉、チャーシュー。
これも小振りな丼に控えめな量だ。
つまりは、ラーメンとチャーハン、すなわちラーチャンで適正な一人前ということなのだろう。
背脂たっぷりの醤油スープ、生姜の風味と特徴的な甘味、これがご当地の味ってヤツか?
チャーシューは食べ応えがあって割りと好み。
そしてチャーハン。油ギトギトでべちゃっとした食感はイマイチ。神楽坂龍朋、江戸川橋新雅、護国寺栃尾のせいだかお陰だかで、近年とみにチャーハン審美眼の高まった私には納得出来るレベルではない。しかしラーメンのスープとは相性は悪くないかも。
チャーハンこそ作り手のレベルが試されるので、ブレなのかこういうものなのかの見極めは次回以降に持ち越しだ。
ラーチャンは文化です。
と言われれば、そうですか、と返さざるを得ない。
最高とは言い難いが、決して悪くはないラーチャンでした。
ご飯ものはチャーハンのみならずカレーもあり、煮干しと生姜醤油は細麺を使っているようで、このメニューを頂いただけでは総合的な判断は出来ないな。
特にカレーはご当地カレーインスパイアだそうで、興味をそそられます。
というわけで、また来よう。