思い当たる原因は全くないのに、腹痛と下痢に悩まされた日曜日。
身体に力が入らないので何をする気もおきず、朝から最近触ってなかったベースの調整をして、適当に弾きまくる。
ヘッドフォンアンプから出てくる音は、いなたくも図太く、ああ、良い音するなぁと見直した。
たまにはスタジオに持ち込まねばなるまい。
インプットは停止し、アウトプットのみに注力した結果、3時頃にはなんとなくお腹の調子が落ち着いてきて、私は着替えて走りに出掛けた。
ランナー下痢という言葉もあるぐらい、走って内臓を揺らすと腸がダメージを受けるという。
殊更ゆっくりと走り出したが、大丈夫そうなので徐々に速度を上げてビルドアップ走15kmで終了。
ようやく気分も前を向いた。
シャワーを浴びたら、食材を調達に近所のスーパーへ。
冬場の家飯は各種鍋か豚しゃぶと決まっているのだが、この日は消化の良さそうなおでんに気持ちがいった。
各種具材を揃えてのおでんというのは一人暮らしには向かないので、レトルトのおでんを購入。
しかしレトルトのおでんには私の好きなはんぺんとちくわぶが入っておらず、この2種類のタネは別途購入。
ちくわぶはレンジで5分先茹でしてから投入、酒と味醂とオイスターソースを加えて土鍋にかける。
殆ど白一色のおでんの完成だ。
インスタントな味だけど、悪くない。
冬の味覚おでんは、多くの日本人にとってソウルフードであるに違いない。
合わせる酒はビールから白ワイン、そして日本酒へと移行。
まずいな、飲み過ぎたらまたお腹がヤバくなりそうだ。
まぁいい。
風に吹かれて生きてくだけさ。