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米山(赤羽)

会社を早退して、16:45赤羽集合。

年間生産量81本という、ロマネ・コンティもビックリな超レア・ワインの作り手、DDVセンパイ(仮名)との聖地忘年会@米山の開催である。

 

緊急事態宣言解除後も、以前の18:15開店ではなく、17時オープンを続ける米山、堅気のサラリーマンにはよりハードルが高くなり、私のような不良サラリーマンにとってはさしたる影響はない。むしろ早くから飲めるメリットの方が大きいかもしれない。

 

先客3人、後客2人、合計7人の客で米山祭スタート。

 

いつもの通り瓶ビールを2本オーダーし、紙に今日の作戦を書き出してマスターに渡す。


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ランナーあるあるの貧血を患っている私は、レバで鉄分補給が必須。

セルフサービスの焼きであることをいいことに、ベリーレア((c)埼玉屋の大将)で頂きます。

プリプリに角の立った厚切りのレバは、臭みゼロ、甘味と旨味が豊かな昇天モノの旨さ。

実は私は米山と出会うまでレバーが嫌いだったのであり、今でも信用ならない店では決してレバーは頼まない。

 


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チレ、ナンコツ、そして低温調理メニューのれあタンシタ。

7人程度の客では豪腕マスターを煩わすに足りず、速いテンポで次々と料理が供される。

 

飲み物は黒ホッピー、そして裏メニューの梅ハイへと順調に進む。


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スパイシーで酒に合いまくるマカロニサラダ。旨い。


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問答無用、必食必殺のつくね。

旨いじゃ足りない、旨すぎるにも程がある。


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帰ってきたあっさり煮込み。まさにここでしか味わうことの出来ない一品にして逸品。


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今日もあったぜ、巨大はんぺん。

 

料理を食べ終わったので会計しようとすると、梅ハイをおかわりしたいとDDVセンパイ(仮名)。

確かにここの梅ハイは実に旨いんだよね。

 

そんな訳でタップリと飲んで食って1人5000円の会計は、このクオリティ考えると安いとしかいいようがない。

 

東十条の埼玉屋と並ぶ我がもつ焼きポートフォリオの不動のツートップ、しかし付き合い長さと独特のゆったりとした雰囲気から、不動のナンバーワンは米山である。

 

これが今年の米山納めだろうか。

 

コロナ禍のもたらせた数少ないメリットのひとつとみなしてよいだろうが、この店のかけがえのなさが我が身に染みた。

勿論今までだって大事な店ではあったけれど、ますますこの店の真髄を心して楽しむように心掛けよう。

いつまでも、あると思うな親と金と米山。

 

来年もお世話になります。