空気も乾燥してきたことだし、少し喉を潤したいなと、会社帰りに軽くじぃえんとるまんに立ち寄り。
赤星大瓶驚愕の410円。
牛すじ煮込み400円。
ヤバ、旨っ!
緑茶ハイ260円。
ニラもやし炒め300円。
締めて1370円は、巌哲で肉醤油1200円に半熟煮卵130円トッピングしたのとほぼ同額、流石は国民酒場を名乗るだけのことはあるじぃえんとるまんである。
デフレや不景気の象徴のようで、ここまで安く飲み食い出来ることは、喜ばしいことではないのかも知れない。気が付けば先進国として肩を並べていた欧米諸国からはすっかりと取り残され、まるで東南アジア諸国並みの水準じゃないか。
1億総中産階級だった高度成長期はバブルと共に去り、その後の新自由主義からのアベノミクスの三本の矢で、一部の持てる者のみが更に潤い、非正規雇用と貧困層は増えるという二極化、結果日本はすっかり「安い国」になってしまった。
うすら寒い気持ちを抱きつつ、絶滅危惧種の中産階級の私は、その身分も風前の灯火ではあるけれど、応援のつもりで好きな店には積極的にお金を落としたい。
実際、安かろう悪かろうな店も、増えてるんだよな。