やぁ、みんな(*´∀)ノ
ボク、阿乱尻十君だよ!
あ、ふりがながないと分かりづらいよね。
あらためましてボク、アランシリトー君だよ!
ボクは孤独な長距離走者なんだ!
それが故のアランシリトー君なんだけどね、ハハハ!
教護院のヤツらの功名心とは分かっちゃいるけど、ボクは長距離レースにエントリーしたのさ!
勿論ゴールの手前で走るのを止めてやる腹積もりだけどね、ハハハ!
ん?意味がわからないって言ってるそこの君、この機会に拙著「長距離走者の孤独」を読んでくれよな!
そんな訳でレース用にまたしてもランニングシューズを買ってしまったんだ!
記憶力の良いそこの君なら、以前後輩のサブフォーランナーのブルーブラッド(仮名)にそそのかされて、じゃなかった、薦められてNIKEのズームフライ3を買っちゃったことを覚えているかもしれない。
これね。
しかしこれが癖が強いというか、このアウトソールを見れば一目瞭然、つま先足着地のフォアフット走法を前提に作られているかのようなデザインなんだ。
お陰でとても不安定なバランス。
昔、桂枝雀が「笑いとは一瞬の緊張の緩和である」と宣ったけど、アランシリトー君に言わせれば「ズームフライの走りとは安定性の欠如により脚を前に出さざるを得ないことである」となる。
流石は名作家、すらすら名言が出てくるよね、ハハハ!
しかも不安定さに加えて強い反発力のせいか、ペースコントロールが難しいうえに、15kmぐらい走るとふくらはぎへのダメージも相当なものなんだ!
体力的にも脚力的にも、これは30kmもたないんじゃないかと思って、愛用のブランドHOKA ONE ONEでボク向きのレース用シューズを探していたら、見つけちゃったね。
カーボンX2。
ヒールが後ろに大きく張り出した形状はズームフライとは真逆のベクトル、安定感は見るからに高いよ。
そしてアウトソールに刻まれたXの隙間から、カーボンプレートが見えるのもテンション上がるよね。
このカーボンプレートは反発力を生むためではなく、靴が曲がるのを防いでよりスムーズな回転力を生むためらしいんだ!
フォアフットではなく、ミッドフット着地のボクにはぴったり、しかも後半疲れてヒールストライク気味になってもこの張り出したヒールがきっとサポートしてくれるはずさ!
早速試し履きしてみたいところなんだけど、実はこの靴のデビューは未定なんだ。
何故ならば10月に参加予定だった初めてのフルマラソンが、この靴が届いた正にその日に中止が決まってしまったからなんだ!
レースまでに100kmぐらい走って徐々に育てていくつもりだったのに、いきなり出鼻を挫かれてしまったよ。
目標がないなら、本番用シューズに出番はないのさ。
さてさて、折角購入したこの靴のデビューは何時になることやら。
アランシリトー君の足元から目が離せない日々が続くよ!ってほどのこともないけどね、ハハハ!
早く履いてみたいな~。
じゃあみんな、またね(*・ω・)ノ