長引く酷い下痢はかなり治まってはきたものの、まだ完璧とは言い難い。
そんな体調だったからだろうか、スーパーで買い物中に、インスタント食品のカレーうどんと目があってしまった。
まるちゃんカレーうどん。
昭和生まれの私には、懐かしさしかないパッケージである。
温泉卵を乗せてみた。
シンプルだけど美味しい。
小学生時代の半ドン(死語)だった土曜日の昼食の味がする。
なんだな泣きそうな味である。
飽食の時代、私もそれなりに美味しいものを、それも国内のみならず世界中で美味しいものを食べてきているが、時にこんな単純なノスタルジーに何もかもが敵わないこともあるのだ。