2月に天皇誕生日というのも、変な感じである。
過眠症を患っている私は、この日も10時間も寝てしまったが、考えてみればこの過眠は2月上旬から飲み始めた花粉症の薬と関連があるかもしれない。
あるいは、昨年12月より月間走行距離が200kmを超える「走る日々」が続いているために、身体が休養を求めているのかもしれない。
いずれにせよ、理由はよくわからないが、ひたすら眠い。
ただソレダケである。
この日は北風が強く(毎日毎日よく吹くものだ)、花粉飛散も多いに違いなく、かなり億劫ではあったが、覚悟を決めて走りに出た。
コロナ禍のお陰でマスクを着けて走ることが習慣化しており、これは花粉症ランナーにとっては走る習慣を維持する上でもプラスに働いている。
先日同様羽田方面へと川を下る。
多摩川に沿って走ると、追い風になったり横風になったり向い風になったりと、川がいかに蛇行して流れているかを思い知る。
河津桜だろうか、満開の濃いピンクの花をつけた木が2本。
コロナ禍だろうが過眠症だろうが、そんなの関係ねえ!と季節は巡る。
1km6分半のスローなペースをキープ。
ミナミ釣船店、かめだや、羽田かみやと次々に船宿を通り、えさ政丸の桟橋を越えたところでUターン。
自転車専用路はここまでで、この先は一般道路なのだと先日学んだからである。
復路は1km5分半にペースアップ。
キロ6分半ペースだと他のランナーを抜くことは稀で、ほぼ抜かれるばかりだが、5分半ペースだと抜かれるより抜く方が多くなる。
高速道路に例えれば、この多摩川ハイウェイの巡航速度はキロ6分半が時速70km相当、キロ6分で90km、キロ5分半で110キロ、といったところだろうか?
20km強、2時間弱。
程好い疲労感、走り出すまでは億劫でも、走った後は気分爽快である。
ランニング・ウェア一式を洗濯機に放り込んだら、さて、汗を流しに最愛の温泉銭湯に行きましょう。
矢口渡、草津湯。
もう何も言うまい。
とにかく最高な公衆浴場だ。
風呂上がりには、当然スーパードライの大瓶を頂きます。
もうちょっと飲みたいので、蒲田に向かいましょう。