会社帰りに夜の部の新雅へ。
行列が長かったらビールが飲めない時間帯に突入しちゃうかもと、気持ち早歩きで向かったら、幸運にも空席2。
いきなりサーブされる赤星大瓶とおつまみのメンマ。
そしてこの日のオーダーはニラソバと双璧をなす新雅麺類最高峰の五目ソバ。
何かの動物を模したような遊び心ある盛付けが素晴らしいが、それ以上に味が素晴らしいのである。
醤油味のニラソバと異なる塩味のスープはすっきりと旨い。甲乙つけがたい。
たっぷりの具材もいずれも旨いのだが、特筆すべきはチャーシュー。
ここのチャーシューは本当に旨い。
しっかりと味の染みたホロホロ食感の部厚い肉は、これぞ正しいチャーシューだと言いたくなる。
ニラソバにはチャーシューは乗っておらず、チャーシューのトッピングも不可のため、それが故にニラソバか五目ソバかで激しく悩むこととなる。
新雅にしか触れられない琴線。
四半世紀も通ううちに、身体のなかにいつしか出来てしまった。
そういう中毒性がある店だからこそ、いつも混んでいるのだろう。
ごちそうさまでした。