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一麺入魂らーめん潤(蒲田)

降りしきる氷雨の中、所用で蒲田へ。

ついでに早めのランチを済ませてしまおうと、向かった先はお久し振りのらーめん潤。

言わずと知れた燕三条ラーメンの名店である。

 

ビーン(死語)。

券売機のアルコール類メニューには、全て売切ランプが点灯していた。

コロナウイルスのバカバカバカ!


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無料提供される小皿をあてに、ビールを飲みながら着丼を待つのが常なのに、この日はボーッと卓上の調味料を眺めながら提供を待つのみ。

 

くるしさは、忍従の夜。あきらめの朝。この世とは、あきらめの努めか。わびしさの堪えか。

太宰治のI can speakが脳内でリフレインする。


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オーダーはいつものヤツ、トッピング全部のせのマル得ラーメンだ。

コールは麺硬め、タマネギ多め。

儀式のように全ての岩のりをスープに浸し、胡椒をかけ、おろしニンニクと柚子胡椒をスープに溶かしてから、いただきます。

 

背脂たっぷりの煮干し醤油スープ、力強いのだがその奥に仄かに柚子の風味が感じられ、意外な繊細さも持ち合わせている。

そこに合わせるは極太麺。ウェーブがかった太麺は、スープとの馴染みも良い。

完璧な調和がここにある。

特に、背脂と岩のりとタマネギの組合せを発明した人は天才としか思えない。

こんなアイデア燕三条ラーメン以外では決して味わえない(多分)独自のマリアージュだ。

 

ビールがなくて残念だったけど、久々に唯一無二のラーメンを堪能してそれなりに満足。

しかしながら、再訪は緊急事態宣言明けとなるのは必至だ。