会社を休んで、年老いた母の役所行脚の為に運転手を務める。
ついでにリクエストされた雑用もこなし、実家で母親を下ろしたのは2時半のことだった。
やっとランチだ。腹減った。
向かった先は、
上野毛のなかむら屋であります。
三台分のスペースがあるなかむら屋の駐車場は満車で、やむ無く近隣のコインパーキングに車を停めたのだが、店に到着すると私と入れ替わるように客が2人出て、店内には1人しか客がいなかった。
バッドタイミング。
なかむら屋ではつけ麺推しの私だが、寒いこの日、ネギチャーシュー麺をオーダーした。
平打ちの中細麺は、ラーショスタンダードよりは一回り太い。
これ、よく考えたらつけ麺の麺と一緒ですな。
ライトな豚骨醤油スープにクマノテという謎の調味料を纏ったネギ、出涸らし風なホロホロのチャーシュー、これぞラーショの真髄、旨い。
とても満足したのだが、やはりなかむら屋では代替不能な唯一無二のつけ麺を食さないと、充たされぬ想いのようなものが残る。
次は絶対につけ麺にしよう。
そして車では来ずに、ビールを飲みながら着丼を待とう。
ごちそうさまでした。