Everything in Its Right Place

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らあめん花月嵐

サマーな後輩(仮名)から、突如謎の社内便が届いた。
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中にはこんなチラシが。

どうやらB級ラーメンチェーンの花月嵐が、あの飯田商店とのコラボ麺をリリースしたらしい。

サマーな罠ですな。

 

やたらと人気店とのコラボを連発し、その商品企画力と営業力には一定の敬意は払いつつも、ラーメン店としてあまりにも節操のない経営方針が気に入らない私は、絶対に行かないことにしている店である。

しかしながら相手があの飯田商店ならば、冷やかしてみるのもアリだろう。

 

そんな訳で多分20年振りぐらいの訪問。


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もう商品名からしてこれですからね。

値段も1100円とかなり高めの設定。


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着丼前に飯田商店店主の御託宣が配布される。

あくまでも他力本願が花月嵐だ。


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着丼。

まずはスープをすすると、ぷんと鶏の香り。

以前食べたセブンイレブンの飯田商店カップ麺のスープの風味に似ている。

無化調を謳いながらもカエシが強すぎて、ますますカップ麺のよう。

 

次いで細麺を引きずり出す。

細麺と言えども博多ラーメンと真逆のベクトルな多加水麺っぽい柔らかい食感、しかし茹ですぎてコシが全く無く、アルデンテ原理主義を患っている私には、到底容認出来るものではない。

 

薄切りのチャーシューも可もなく不可もなくといったところ。

 

これはいったい何なのだろう?

本家飯田商店には行ったことがないので再現性云々はわからないが、それ以前にこのラーメンは私には多目的トイレ性交並みに質の悪い冗談としか思えない。

 

昔々、昭和の時代に、「料理は愛情!」って言っていた料理人がいたけれど、これって真理だ。

インスパイア系だって本家へのリスペクトを感じさせながら、単なる模倣にとどまらない優れた一杯を提供する店は沢山ある。

 

しかしこのラーメンは私には愛情も敬意もまるで感じられない、上辺をなぞっただけの粗悪品に感じられた。

つまりラーメンの味より金の匂いの方が強いのだ。

 

糖質摂取量に一定の制限を設けている今、ラーメン店は厳選せざるを得ない。

そして好きなモノ・コト・ヒトには積極的にお金を使おうと決めた一方、嫌いなモノには1円たりとも使いたくないのだ。

 

この先どんなに魅力的なコラボを行おうとも、この店には二度と訪れまいと誓った。

 

このラーメンよりも50円安いBASSOの特製中華そばには50倍以上の価値がある。

そしてスーパー凡庸ラーメンのたかちゃんらーめんの方が、自らのスタイルを貫いている点で遥かに崇高だ。